ウサギ(それはエビ)

榎本櫻湖『Bagatelles』(archaeopteryx、2017)の鳥。数字はページ
「白鳥のながく優美な頸に
冥王星をくくりつけるための、麻紐」12
乾燥したタラやワニや、チョウザメを、ピラニアであるトカゲだと言って、歌っている。池とナマズと(これだけは本当にいる)ペンギン
「まじわりの途中に蒼鳩の巣が
蛋白石のふちにならんで築かれて、ここは」17
フラミンゴ――イソギンチャクと虫(と虫)。いいラグビーが、最高の、いいものだ楽譜。テレビ壊れない
「もはやなにかもわからなくなってしまっているモルフォや鶸は碧い光線を反射しているし、」20
カナリアは、カナリアと同じ大きさのものだ。セミと、ゴムが、出てくる(パンも)。ウソ
「蔦がからんだ鶉の翳には、鍋や薬罐などの金物が息を潜めているそうだが、」22
大きなイカのようだ。そういうワニ(ではないもの)が出てくるシャチの映画で、シャチは人の上を飛ぶウサギ(それはエビ)

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