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筑摩書房の1970年代、全3巻の『ネルヴァル全集』(そのあと、新版の全6巻の全集も、筑摩から)。装幀が、この全集の監修の1人でもある渡辺一夫で、函から出すと、表紙が、暗い、落ち着いている赤(そこに、題名と、ネルヴァルのサインが、金色)。『ネルヴァル全集Ⅰ』(1975)の口絵の1つが「アルブレヒト・デューラー「メレンコリア」」。「口絵解説」(稲生永・井村実名子、429~432ページ)、この絵について「この版画には数々の謎が秘められている」、そして、ネルヴァルは、時々、「この銅版画に言及している。」

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