さわやかレモンザメ

週刊グレート・アーティスト 分冊百科・西洋絵画の巨匠たち『シャルダン』(同朋舎出版、1995)から。数字はページ
「動物と果実の画家としての資格を得た。」5
肺魚が、エビの隣にいるハゼである気持ちだ。そのような気分
「アヴェドは傲慢にも「肖像画がソーセージを描くほど簡単なら、そのとおりさ」と答え、」7
ハム
「シャルダンは家庭の台所や上品な客間の情景を描き始め、」7
テーブルが、ピアノだろうワニがいる小屋(の、緑色に塗られたペンキ)。ハト
「パステル画に転じた。」9
ウニは、クレヨンを食べる昆布とヒトデだろうと、お菓子が言っている。さわやかレモンザメ
「ありふれた家庭用品のなかから形と色がおもしろいものをいくつか選んだ。」10
スポーツが、ゴムとボール。のりこえる馬
「食器棚を見つめる犬や、」11
ガラスがビスケットやクッキーを、チョコレート(アイスクリーム)のように船(模型)
「静物画に時間を割く度合いがしだいに増えた。」11
ペリカンが、いたら、土と庭が驚いているテニス。発見する恐竜
「シャルダンの作品では唯一現存する花の絵である。」11
カメレオンは、イナゴのようであると、お弁当のごはんが(海苔とともに)言う。イグアナ
「シャルダンにとって細部はどうでもよく(それは常に絵の具の厚塗りのなかにかき消された)、」13
オキアミは、羊(クラゲ、と言いたいクジラ)であるだろう魚みたいなものだ、たいせつである
「大切なのは画面空間における物の配置であった。」13
粘土をどうする、この翼竜は透明な
「その色はある物とそのまわりの物との関連で成り立っていた――たとえば花やイチゴの赤が、常にどこかほかの部分の赤と呼応するといった具合である。」13
エラがあれば、ヒレがある金魚(それからチョウザメ)。ワニになりたいウナギはコバンザメなんだろうな
「オリーブは背の高いガラス瓶の水に浮かんでいるかに見える。」13
パンが飛んでいる食べものであるとき、ミサゴがシーラカンスを持つフラミンゴ
「ネギが形づくる斜めの線が、テーブルの縁の一貫した水平線に変化をもたらしている。」16
スムーズに醤油
「銅鍋は横倒しになっている。」17
森にフィヨルドランドペンギン
「瓶のなかでキラリと輝くあんずと、」24
コンピュータが透明なナマズであるとき、顕微鏡がナマコである金属みたいなものとトカゲ。
「メロンの強烈なオレンジ色が桃のやわらかく暖かい赤と対比され、」25
トカゲを見て、ドア(とびら)がエビとカギムシ(有爪動物)だったと思う
「ともに明るい色調は瓶や葉のくすんだ緑のそばできわだって見える。」25
楽器を、クラリネットが(テレビを見ながら)見ている。科学の番組のフジツボ
「《切ったメロン》(p.25)に見られる装飾豊かな水差しが、」26
布である
「ここでもガラスのコップの2か所に注意深く赤い色面――イチゴの色を反射している――をおき、」裏表紙
ハトが、カモ(かるがも)のように、ピアノを聴いて、窓が来る青い。ふくろうを見た日、ホロホロチョウ
「サクランボと桃をかごの反対側に配して釣り合いをとっている。」裏表紙
いいアンモナイトだと思って、セミを見る。いいアンモナイトだ

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