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北川冬彦がスケートを

角川書店の『丸山薫全集5』(1977、全5巻の最後)の付録「月報Ⅴ」に、北川冬彦の文章「詩人丸山薫の思い出」(1~3ページ)。「丸山薫からの久方ぶりの音信」に書いてあったことの1つ「過日、テレビで貴兄のスケート拝見、お元気で大慶です。」北川冬彦がテレビに出てスケートを――。新潮社の「日本詩人全集」第27巻『村野四郎 安西冬衛 北川冬彦』(1968)に、北川冬彦の(詩もあり、そして)文章の1つ「ヨーロッパ詩の旅」の「一」(336~338ページ)、冬に行って「私はヨーロッパでスケーティングがやれるのを喜んだ。」ゲーテがスケートを好んだそうなので「私は遠くにいたゲーテが急に真近にくる思いをした。」そして「スケーティングは、私には単なる遊戯ではなく、詩作上、不可欠のものなのである。」スケートを――

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