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液体――
篠原資明『心にひびく短詩の世界』(講談社現代新書、1996)は、詩人たちの短い詩についての本。丸山薫について、詩「黄昏」(「河は黒く――白い花を一輪、胸に灯してゐる。」この1行だけ)などを引用して、書いている(102~106ページ)。「詩人の海洋的とでもいうべき想像力が、液体の働きやありさまを捉えてみせる」、「液体への着目が、ものの見方を一変させてしまっている。」液体――
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篠原資明『心にひびく短詩の世界』(講談社現代新書、1996)は、詩人たちの短い詩についての本。丸山薫について、詩「黄昏」(「河は黒く――白い花を一輪、胸に灯してゐる。」この1行だけ)などを引用して、書いている(102~106ページ)。「詩人の海洋的とでもいうべき想像力が、液体の働きやありさまを捉えてみせる」、「液体への着目が、ものの見方を一変させてしまっている。」液体――
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