商いは忍なり、信なり、飽きないなり。
2019年12月から、定休日を設けずに整体院のご予約をお受けし続けています。毎朝いつもの準備をこなしていると、「またコレやってる…」「タイムリープしてるのかよ!」「このサイクル、いつまで続くん?」といったネガティブな気分になってしまう日があります。
自らを鼓舞するためなのか、「商いは忍なり、信なり、飽きないなり。」なんて戒めが浮かんでくると、「疲れているサインなのかな?」と気付いたり。
「商いは飽きない。」は藤本義一さんによると、18世紀の古文書に既に登場している語呂合わせとのこと。 [1]
「信」はおそらくは言わずもがな。「忍」とは、理不尽な事象にも、ただ耐え忍んでがまんすればいいのでしょうか? [2]
それとも、ひたすら目立たないように努め続けることなのでしょうか? [3]
「忍」といえば私は、京都カフェ オパールの小川顕太郎さんによる、以下のお話を定期的に思い浮かべます。
小川さんは焙煎家オオヤミノルさんのこの教えが、「脱サラしてカフェを始めたものの、難し目のお客さんへの対応に困惑し凹んでいた当時の私を支えてくれた」とおっしゃっています。 [5]
書籍などで語られがちな美辞麗句をしばしば受け入れ難く感じる私は、そんな小川さんのこのお話に定期的に救われている次第です。
参考文献:
[1] 藤本義一『現代版商人道』(1993年)『よみがえる商人道』(1998年)
[2] 横山光輝『三国志 30 周瑜と竜鳳』(潮出版社) 希望コミックス
[3] トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンコ『となりの億万長者〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則』
[4] https://twitter.com/ogasawaramakoto/status/1703336504028967196
[5] https://twitter.com/mototenshu69/status/1703375587870744999
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