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ただいま、おかえり

愛にできることは、まだあるかい?
お目通し下さり光栄です、安心を提供する西陣の拝み屋です。
本日11/13(日)は、ご予約受付は終了致しました。
明日11/14(月)は、オンラインでご予約承ります。
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週間スケジュールは2週間ずつ公開中。
11/14~20のスケジュール
11/21~27のスケジュール
11月のマンスリースケジュール公開しました。
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平成戸締まりのWS受付開始

2023年からの開運準備としてお薦めです★


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朝の陽射しとは打って変わる雨模様の日曜日。珍しい臨時休業の受付は終了致しました。日曜日の午前中皆様いかがお過ごしですか?11/11に公開された「すずめの戸締まり」、公開から二日が過ぎてあちこちでいろいろな情報が入ってくるようになりました。西陣の拝み屋が提唱している「戸締まり」とは一線を画すもののようですが、関連はあると思うので週明けには観に行く予定です。で、その絡みか判りませんが、今朝降りてきたこの曲。「愛にできることはまだあるかい」、すずめと同じ新海監督の人気作品「天気の子」の主題歌です。先日観てきた「天間荘の三姉妹」の話もそうですが、来年は東日本大震災から12年。あの震災が皆様にとってどんな節目になったのかをもう一度振り返る時期だと思うのです。

京都に居ると、あの震災がいかに遠い場所のことだったのかを思い知ります。それでも、関西の方にも考えて欲しい。なぜならそれが阪神淡路とは全く違った動きをした物だったから。そして、東北の方、関東圏の方にはわたしと同じ、もしくはそれ以上に痛みを感じる方もいると思うのですが、それでももう一度あの節目が自分にとって何を意味していたのかを振り返って欲しいのです。あの日、えみこは千葉県市川市で被災しました。東北の一部の方には
「お前が被災と言うな、何も失ってないくせに!」
と、随分お叱りを頂きましたが。でも、働けなくなったり、生きた屍になったり、家族関係が壊れたり、もうこのまま死ぬかもしれない、と思ったわたしは、やっぱり被災者です、と12年が過ぎて言いたいのです。何よりわたしの人生や命の価値を決められるほど、あなたはそんなに偉いんですか?と、当時そういった人に言い返したい。この際言っておくけれど。わたしはあなたの言葉に傷つけられ、あやめられました。あなたはわたしにとっての「重犯者」、生涯あなたのことを重犯者として扱うし、語っていくと思うので覚えておいて下さい。(赦しはしますが忘れはしません、時効は永遠にやってきませんからご覚悟を)ま、きっとここを本人が見ることはないんだろうが。もう戸締まりするからそっと置いておくよ。二度とは戻らない今日という日に。

「言ってきます、と出て行った人がただいまと戻ってくると思うな」
わたしは東日本まで我が子をそう言って育てました。命がけで靈氣をやれ、という師匠の下で育成され、そんな組織のトップグループで指導をしていたわたしは、いつなんどき何が起こっても言いように、我が子たちにそう言い聞かせました。今考えたら、頭おかしいよね?と、当時の自分に言いたいです。そして、その言葉通りあの日わたしは帰れなくなった。いまではあれこそが靈氣術者が施した最大級の呪いだと思っています。被災し、神に死ぬ気で祈り、廃人となるほどの我が身を対価にわたしは18時間遅れで神奈川へ帰宅しました。後に息子から「あまりの変わりようで戻った母に掛ける言葉が見つからなかった」と言われたことを覚えています。言霊が現実になった、それも最悪のタイミングで。まんまと病を処方されてしまった、そう思ったわたしはこの最悪の呪詛に靈氣術者として挑み返しました。

「じゃあ行ってくる。晩ご飯一緒に食べよう」
あの震災を機に、翌日がこなかったとき後悔のないような別れ方を選択するようになりました。喧嘩したままにしない、そして、食事は一緒に取る。それは「必ず戻る」の約束の徴。そうやってこの12年、わたしは生きてきたのです。ゆっくりと、人の人生が突然終わることの恐怖を、大切な人に会えなくなってしまうかもしれない恐怖を、薄めながら。時々、生徒さんやデビューを目指して入門してくる方から「先生みたいに被災した経験とかあるわけじゃないから」と言われることがあります。経験値が違うと言いたいのか、それともインパクトがある人生じゃないと言いたいのかよく判らないけれど。被災したかしないかということじゃなく、戻るべき人が戻らなかった、ということをどう理解するかだけなのだけれど。きっとそれが伝わらないのね、と思うのでにっこり笑って返すようにしています。

あの震災は、きっとそういう存在だったと思う。あるべきものが突然なくなると言うことはどういうことなのか。それは、別に被災しなくても普通に起こることなのだけれど。例えば、わたしが急に親友に逝かれた朝のように。例えば、わたしが盟友の葬儀に出ることもできず、むしろ関東の仕事仲間から「彼女に呪われているよ」と嘘をまことしやかにいわれたりしたことのように。この世の悪意や、不幸な偶然なんて、幾らだって誰かの邪心で世の中に満ちている。別に何も特別なことじゃない。ただ、それが非常時の中で隠しきれなくて漏れ出しただけ。どんな出し方でその一ミリの誠もない行いが為されたかだけ。愛の反対は無関心、だとするなら、人を陥れようとする想いさえ、一種のよこしまは愛なのだろうから。いっそのこと、無関心で居てくれたら良かったのに。呪われるくらいなら、無関心の方がどれだけ愛に満ちているだろう。ま。だから解除する人になりたかったのだけれど。どんな愛も、それが愛だと言い張るのであれば、わたしはそこに対し、対応が取れる術者でありたいと願うから。

命がけで靈氣をやるって。
きっと、そういうことだと、今は思っているから。

「おかえり」
そう言いたい人たちと、いまは一緒に居ます。血のつながりに関係なく、そういう人たちといる。「あたしはいいから、早く行きなよ」と送り出すときもあれば「遠慮してないで、言いなさいよ」と迎えるときもある。でも、そこにあるのは「おかえり」と行ってあげたいからという想いだけ。つい最近まで、西陣の拝み屋は「迷い家」という伝説の家になりたいと思っていたけれど。もうそれはやめることにしました。その家で迎えたある人が、その家を捨て、その家を荒し、旅立っていったから。その子からわたしは学んだんです。迷い家は、簡単に人を迎えてはいけないんだな。だとしたら、わたしはそこの主にはなれない。そのために、願いを叶えるミセの主になったのだろう、と。「いらっしゃい」といって人を迎える。その中に「おかえり」と言って迎える人が混ざり出す、それがきっとえみこが居るべき場所。壱原侑子が綿貫にそうしたように、わたしはわたしの迎えるべき人たちに「おかえり」と言い続けるために祈ろうと思う。「行ってきます」と言って出て行った人たちが今日「ただいま」と帰ってきますように。そのときわたしが「おかえり」と迎えてあげられますように。温かいお茶とともに。

愛にできることはまだあるかい。それがわたしにできること。
愛にできることはまだあるかい。
あなたの「愛にできること」は、なんですか?



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