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マイル〜夏至に「冥界の父」からギフトが来る

今週末は、夏至。
なかなか特別な夏至になるようで、生徒さんの準備にも余念がない。
厳しい話をしてしまえば、見えない世界はマイル制な節がある。
積み重ねて貯めていくしかない、そうして必死に貯めたマイルも変な使い方すればあっという間に残がなくなる。
間際でも、間に合わないわけじゃないけれど。
でも、マイルを貯めてきた人と同じにはならない。
間際でわちゃわちゃするのは、一夜漬けでヤマかけてテストを受けるみたいなものだから。
でも、無勉より遥かにいい。

日々業務でそれをできるだけ精一杯、伝えているつもりだけど。
届くのはきっと何十の一、それでも黙るつもりは、いまのところない。
わたしはいったい、なんのために伝えようとするのか、考えたとき見えたこと。
神様は慈悲深いから、例えば毎回ヤマかけ一夜漬けの生徒にも優しいわけで。
学校でいえば校長先生、で、現場の教師はぶつかったりする。
校長は、甘いんです!あなたは何もわかってない!
ギザ熱血笑、たぶんわたしは現場教師なのだろう。
そして、学校といえばPTA。
わたしが出会うPTAは基本的には死んだ方、いわゆる故人。
彼らは生前の悔いを抱えたケースが殆どで、それをいわゆる「想い残し」と呼ぶ。
想い残しがあると成仏できない、とか言われるけれど、わたしが見てきた範囲では転生が遅れるくらいの印象だった。

2010年、東日本大震災の前の年に通詞人となった。
それまでしていたことが通訳だったことを、この年悟った。
この10年、たくさんの故人に会い、遺族に会い。
多くの想い残しを昇華する手伝いをしてきた。
それが、小野篁公の目的であったことを知らされたのは、つい最近だけれど。
そして、現場で知る。
故人は等しく遺族を愛している。
逆を言えば、遺族を愛し、想い残しがある故人がわたしに依頼に来ているのだ、と。
そこには恐らく、神様や閻魔ちゃんの意図が過分に働いているんだろうなって。
ま。
小野篁公とは、それを反映すべき冥界の士官であり、平成小野篁を名乗るわたしはきっと、現世でそれを執行すべき存在であるべきなんだろうな、と。

日食、新月、大安が重なる今年の夏至。
この日は父の日でもあるらしい。
貴方の父は、家系図の父だけにあらず。
祖父も曽祖父も、そのさらに上も、つまり男性染色体を貴方にくれた先人はすべて、貴方の父となるのである。
生物学的には、そんな話なんじゃないかと思うわけで。
そんな「すべての父」から、夏至にギフトがありますよ、ってお話。
残り5日、このカウントダウン一日一日を大切に丁寧に過ごしてみてください。
きっと、なにかは受け取れるはず。
取りこぼしなく、と思う方、ご相談承ります。
お気軽にお声掛けください。


日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。