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明日は断捨離の新月~戸締まりの始まり

六年前のイベントの写真。さてわたしはどこでしょう笑

あなたは、鍵を手に取れましたか?お目通し下さり光栄です、安心を提供する西陣の拝み屋です。本日10/24(月)は、オンラインにてご予約承ります。明日10/25(火)はご予約満了となりました、明後日10/26(水)対面、オンラインともご予約絶賛受付中。対面ご希望の方は25日中にご予約下さい。
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明日は新月ですね、あちこちで「悪縁切りの新月」という投稿を見かけるようになりました。実は明日の新月って蝕が起こるんですよね、えみこ的にはむしろ悪縁切りと言うより来月から始まる戸締まりのイントロダクション、といった印象です。毎年再起動が行われてきた11/11、でも今年はもう再起動ボタンは押されない。代わりに不要なものが入ってこないように扉を閉じる「戸締まり」が行われていく。そのイントロダクションとしての悪縁切り、それは扉の向こうでストーカー並みに追いかけてきたり何かを仕掛けられないための準備なのだと思うのです。

縁結びの基本がなんであるか、知っていますか?まず悪縁を切って、その空いた場所へ良縁を呼び込む。つまり、悪縁を持っていながら新たな縁結びをしよう、ということが間違いの元、ということになります。切られる側の人たちは、このことを無意識で理解しています、だからこそ切られないようにする。その結果、口が上手かったり、要領がよかったりいろいろな質を持っています。そして、まんまと縁をつなぎ止めてしまう。以前からお伝えしていますが、世界というのは常に自分視点でしか存在できませんから、この世界のコントロール機能も自分以外の人が持つことはできない、というお話になります。居る必要がない人が場所を取る、その結果本来居るべき人を迎えられない。そうやって本線からどんどん他の道へ流されてやがて本線が見えなくなってしまう人も居る。

エネルギーの基本原理は循環です、循環と言うことは、流入と流出を繰り返している。物事は出すのが先、だから出されてしまったら相手に何かを返さざるを得ない。例えそれが、どれほど嫌な相手だとしても、です。では、どうしたらそれを回避できるか。答えはシンプルで「相手からの流入を止めたらいい」、ここでよく言われるのが「挨拶されても無視しているしなら大丈夫ね」ということ。それが実は甘くて、相手から挨拶される=流入、それが起こっている間はこちら側も流出をせざるを得ないのです。

えみこは離縁するまで家庭内別居を1年弱していました。本当は普通に別居したかったけれど諸般の事情でそれが叶わず、家を出られないので止むなく家庭内別居していたのです。でも実はこれこそが相手がこの循環の原理を無意識に理解していることの証でして。同じ空間に存在している=循環が行われている、つまり離縁できない、ということでして。その後ようやく別居してからも、何ら流入が起こってもいないのに、1年弱調停が続いていました。この間お金の循環も、情報の循環もなにもないのに、です。なぜそうなったか、鍵は子ども。しかし、これにも裏があって・・・・・・このあたりはここでは書かないようにします、とても生臭い話なので笑。結末をお伝えすると、子どもを鍵にしたが故に、離縁が成立したトリガーも子どもだった、という顛末。正しく循環の作用なのだと、骨身にしみたことを覚えています。当時はまだ独立前で、以前の組織にいるときでした。師事していた先生もバツイチでしたが、師匠に言われたのは「食事を作っている間は離縁は無理」「別れたければ洗濯はするな」等と言うこと。家庭内別居している間は、子どもたちの教育環境もあり、この二つはまったく達成できませんでした。結果、離縁がより困難になっていたのだと今なら判ります。

人生相談が仕事ですから、離縁の相談もよく受け付けます。もう通所を辞められた生徒さんで、旦那様から離縁を申し出られた方がいらして。とりあえず別居されたようでした、個人的にはやり直す気がないのなら、別居したらその後の計画を立てるか、状況を見て離縁することをお薦めするようにしています。その方にもそうお伝えしたら、逆ギレされたことがありました笑。「わたしの人生を否定しないで!」とキレられたことがあって、一切何も言わなくしたら(何も言えないので)その後ものすごくマウント取ったメールで来所を辞める旨が送られてきたことがありました。

実はここにはもう一つ裏がありまして、その連絡を貰った日わたしは人生で初の天橋立に宿泊に行く日だったのです。とある方が鑑定のお礼と言うことでご招待下さって、一泊する予定だったのですが、その間際に連絡を貰ってから声が出なくなってしまったのです。突然起こった体調不良、それも一気にではなく徐々に悪くなっていく。喉から声、やがて目、仕事に使っていたあらゆる部位に不調が生じる。結局旅行自体は行けたものの、楽しみにしていたことはほぼ台無しに近い状態になりました。その様子を見て、ふと思ったんです。あぁ、きっとこれは念の作用で、最後に教えてくれているんだ。「あなたの指導力なんて、その程度なのよ」ということを、と。ご縁が切れて一年近く経ったころ、その方はふらっとお戻りになりました。その際も「会うかどうかはえみこさんにお任せします」と予約連絡に書いてあった。今思うと、戸締まりの必要性ってこういうことなんだな、と思うわけで。鍵を閉めないと戻ってくる、何度でも。だって、扉を開ける方法を相手は知っているのだから。扉を閉めたその後でさえ、想いだけは飛ばすことができる。ま、それを世間では念とか生き霊とか呼ぶのですけれど。

えみこは、除霊はしません、それは霊媒になる前も、なってからもポリシーとしてしない。反面、霊的な不法侵入にはとても厳しく対処します、特にわたしの依頼に対して邪魔立てしたものには確実にお退き頂く。なぜか、仕事のクオリティが落ちるから。そして、そんなことを仕掛ける不躾な人には出て行って貰う。仕事の邪魔です、お帰り下さい。

「言うとおりにしない人なんて観なければいいんだよ。言うとおりにできるの?って、あたし最初に言ってるよ」

この世に数少ない大嫌いな同業者が以前わたしにそう言ったことがありました。気持ちが理解できなくて、なんて傲慢なんだろうと思ったけれど。最近その言葉の意味が、ようやく判ってきた気がするのです。(それでもその人のことは生涯大嫌いだと思うけど)話を聞けない段階で、わたしにできることはなにもないのです。自分でできないからくるんだろうに、それを「それはできません」と言われたら、もう何もできない。同様に「こんな金額払えない」といわれた段階で、その依頼はお引き受けはできません。他が安い、と思うなら、そちらに行けばいいと思う。わたしはこのやり方で不満はない、と思うなら、幸せだから来なければいいと思う。だから、そういう人たちの入ってこれる扉を閉ざす、それがえみこのやり方でした。でもそれでも、こじ開けて入ってくる人たちがいる、それを体験するのがこの3年間だった。だからこそ、これから戸締まりするのです、

二度と入ってこれないように。

「えみこさんがどれだけ修行しても、金額が変わらないのが不思議です」
関東で随分長くお付き合いのあるクリエイターのお客様が先日そう言って下さいました。それが、ちょっと嬉しかった。業界に入って20年、でもその間えみこが成長していない訳ではない。技術と経験を得るために払ってきた対価がある、そしてそれは安く提供するために払ってきたわけではない。いままで手をこまねくしかできなかった人たちに何かを呈するためのもの。後を継ぎたいから屋号を下さい、と言っておきながら手に入らないと判ると去って行くような人たちに出会うための修行ではないのです。

判る人にだけ、本当に必要な人にだけ、これからは技術を届けていきたい。ここでなくても手に入るものは、ここでないところで安く手に入れたらいいだけだから。
でも。
信じてついてきてくれた人たちには、観たこともないような世界を見せてあげると思っている。信じた人だけが見れる、桃源郷を、ね。そう。いまここを桃源郷にする、それがえみこの生きる道なのだから。


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