見出し画像

靈氣だけど、お金の話(笑)

龍神靈氣読本は毎週月曜更新します。
いよいよ今週末から五輪が開催されますね、開会式の問題とか、間際になってもまだいろいろ出てくるのね、とか思ったりしますが。
……という書き出しで午前中、記事を半分くらい書いていたのですが、綺麗にしかも気絶するように眠くなりまして(笑)
更新挫折しておりました、なんかね、それじゃなかったみたい。
ま、こんなご時世ですし、最近レイキ関連の広告を目にするようになりました。
ということで、今回は靈氣なんですがお金の話をします(笑)。
その昔、わたしが所属していた組織(20年のプロ経験の中で所属先を二か所変わっています)では、「霊気でお金は稼げません」と口酸っぱく言われていました。
その言葉には「霊気を金儲けの道具にするな」という意味が過分に含まれていたのですが、最近観るレイキの広告はこの「お金稼ぎたい人、レイキがありまっせー」的なにおいがして、個人的には「わたしのとは違うから!」と切に思うわけです(笑)。
霊気でお金儲けはできない、それは確かに一理あり、商業原理に乗るようなものではないからなんですね。
臼井氏の残した言葉の中には開業に必要と言われている神秘伝(いわゆる3rd)以降、使い方によっては最悪靈氣を失います、と明言されています。
靈氣を失う、とは、その人の手から出ているものは靈氣(ご神気)ではなくもはや個人の念ですよ、という考え方です。

靈氣を実践する人にとって、例えば煩悩は濁りと判断されます。
お金が欲しい、評価が欲しいと煩悩に寄れば寄るほどその靈氣は濁り、やがてただの念になってしまう、というお話。
龍神靈氣では、臼井式のその上の階層にアクセスするシンボルもお渡しをしますので、そのシンボルを伝授された生徒さんたちは一様に世界観が変わったと言っています。
つまり、濁らせることそのものがイヤ、という感覚が起きてくるんだと思うんですね。
エゴはよくないといわれがちですが、エゴが完全消滅したらその人である意味も消滅します。
それでは意味がないでしょう、問題はエゴの使い方。
エゴに食われることが問題なのであって、「どんな手を使ってでも生き延びたい」という生存本能はエゴの本質です。
それを失ってしまったら個性もなければ、自分のことを守ることもできなくなります。
スピリチュアルを実践したり学んだりしている人たちの中でこの原理を明確に理解しておらず、それこそ商業原理の中で間違った教育を受けて洗脳された状態になる人たちにお会いすることがあります。
その人たちに「本当はそうじゃないのよ」と伝えていくことは本当に大変なこと、だいたい伝えきれずにご縁が切れていくケースが多いです。
もっともわたしはそこの専門家ではないのでそれでいいのかもしれませんが。

話を戻して、お金の話。
いわゆる自己啓発などでよく引き合いに出されますが、人間の脳的に観るお金の世界の拡張は、二つの理論が存在しています。
ひとつめは脳科学、脳科学では「現在の収入の三倍以上の世界観は想像できない」と言われているそうです。
つまり現在の自分の収入三倍以上に稼ごうと思ったら、まず先にその世界にいる人にご縁を持って体験する必要がある、ということ。
このときに間違ったロールモデル(見本)を掴まないようにご注意ください。
見えている世界と、自分がなりたい世界がイコールかどうかよく吟味すること。
「その人の実力」なのか「その人の環境の力」なのかを見定める目が必要です。

もう一つは宇宙理論や波動理論、これは単純にその周波数になれば与えられます。
しかし難点が脳のフィルター、俗にいう固定観念ですね。
それを緩めない限り維持することが出来ません、つまりビギナーズラックになってしまう。
それは、とても勿体ないと思うのです。
いま世で言われている「れいき」は「これは科学なのでいつか時代が追い付いて必ず証明されるはず」と言われてきたものだとされています。
ただ、2011年に所属組織を独立してから私的に研究してきて思うのは、その言葉が三大開祖の誰の言葉だったのだろう、ということ。
龍神靈氣は、大元である臼井甕男氏の隻手法を採択していますので、その言葉が臼井氏の言葉でないならば参考にはしますが本懐はそこではないと思うのです。
禅僧だった臼井氏が「いつか必ず科学が証明する」というとは、どうしても思えないというのがこの10年でたどり着いた結論でした。
わたしが靈氣と並行して脳科学を研究し、カリキュラムにむしろ積極的に取り込んでいる背景がここに在ります。
結局最後は脳がOKを出さなければ人生の問題も、経済の問題も解決はしない、そこをクリアしたければ脳を騙すしかない。
そう考えると、なんだかとても悔しい気持ちになるのです。
努力でも、堅実さでもなく、いかに脳をうまくだますか、ただそれだけ。
そんなバカげた話が他にあるか?!って思いません?
でも、それが事実なんです。

試しに次のことを試してみてください。

①自分の毎月稼ぎたい金額を紙に書き出してください。
②その金額は月収の何倍ですか?
 三倍を超えている場合、その願いは欲が優先したものではないですか?
③①の金額が毎月入ってくるとしたら、あなたはどんな気持ちですか?
④③で味わった感情は、嬉しいものでしたか?
 「だったらいいよね~」は、嬉しいとは違います。
 やってみたいだけ、の額でないか、しっかりと確認しましょう。
⑤③の感情が現実味を持ったものになるまで金額を修正してみてください。

上記は脳科学的に自分の経済の世界観を広げていく方法です。
ポイントは、③の感情。
靈氣は、この部分を書き替えやすくするためのお稽古をすることが可能です。
経済的な豊かさを手に入れるとき、最大の難所がこの脳との関係性、あなたの脳が本当に豊かさを受け取ることに許可を出しているかぜひ試してみてくださいね。

脳科学的講座やっています。
靈氣講座はこちらから。

日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。