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靈氣で刷り込み(洗脳)を解除する

龍神靈氣読本は、毎週月曜更新します。
今週はなんと週末更新になってしまった……。

うっかり7月に入ってしまいました、今週の更新。
6月末は「満了です」というお報せをした日、時間外にご予約を受け付けた方もいらして(時間外料金で受付は可能です、ご希望の方はご相談ください)なんだか久しぶりにわちゃわちゃとした時間でした。
特に月末、6/30は、もう1日4件とかスケジュールが入っていた日で、そりゃもう結構忙しかったのですが。
思い返してみたら、コロナ禍前の2019年辺りはそれが普通。
おまけに東西往来してましたからね、ほんまにどうやっていたのだろうと思います。
いまあれと同じ事しろって言われても、もう無理だな、うんできる気がしない。

人間の脳って、徐々に体験したことには順応するように作られています。
順応しちゃうから、気が付くとできるようになってしまう。
気が付くと対応できちゃっているので、そこから抜け出せない。
行動的には勿論ですが、まず思考がその思考になっているわけで。
本当に刷り込って怖いなぁって思います。
ここ数日、ネットニュースで「洗脳」という言葉を幾つも見かけました。
中に偶然以前のお仕事繋がりの方の記事があって、言える話言えない話いろいろあるわけですけれど、率直にまず思うのが世の中的に業界の評価を落とすようなことはしないでほしい、ということ。
龍神靈氣として、臼井式靈氣の伝授をしていますけど、臼井式靈氣って世に出てまもなく100年になるんですよ。
とはいえ、形が変わっているものもあるから、どこまでが純粋な臼井式なんだといわれたら、悔しいけど明確には答えられませんが。
わたし自身西洋式と併せ技の学校の出身で、そこから独立して独自で臼井式を研究して、その先に龍神靈氣があるわけで。
80年を超えたものって「文化」と呼ばれる域に入っていくという社会学とかの説があるそうですが、そこでいうなら靈氣はようやく文化として伝承されていく時代になったわけです。
でも、悲しいかな発祥の地日本ではそう知られていない。
西陣という織物の町に居を構えていますが、西陣織の方々の努力とか工夫とか見ていると、お着物だってそうなんだもんね、と思ったりするわけです。

着る人がいなくなれば、作られなくなる。
作られなくなると、作れる人がいなくなる。
作れる人がいなくなってしまった文化をもう一度戻すことは、最初から始めることよりもずっと大変。
そんな話を伝統といわれるものの世界で聴いてきました。
一番印象に残っているのは、かつて東北で出会った海苔漁の若者の話。
彼は絶えてしまった海苔の漁法で海苔を作りたいと思い、実現に向けて水産屋を始めた人でした。
一度食べたその海苔は、街で観るように板状にはなっていなくて、摘んだまま。
でも、甘くてとても美味しかったのです。
関西から東北へ移住して海苔漁師を目指していた彼、お会いしたときこんなことを言っていました。


「自分はその漁をしていた人に直接習ったわけじゃない。かつてそういう漁法があった、という話を聴いて再現している。でも、それで本当にあっているのか、わからないところもあります」

臼井靈氣も同じです、臼井甕男氏はもういない。
その臼井氏がやっていたといわれていることを検証し、再現し、可能な範囲で今世で使えるようにしてみる。
特にエネルギーワークの場合個体(人間)が違えば、できることは違ってくるので(周波数の原理)完全復元は最初から土台無理な話。
どれだけ猿まねを続けてみても、同じ周波数にならない限り、全く同じような現象は引き起こせない。
そんなことは、左脳的に靈氣を実践したらすぐわかることなのです。
それでもいいと、臼井甕男氏は思っていた。
いつか自分を上回る後進が生まれてくる、そう信じていたから。
もっとも、世に語り継がれているこの後進説にも、とあるからくりがあるような気が、京都で暮らしてからしているのですが。

「晴天を衝け」は、嘘ばっかりだよ。
そんな話を聴きました、でも、正直どこを基準に嘘と言っているのかはわからないと思います。
講座などでよく言うのですが、事実と真実は違うから。
事実は一つですが、真実はそこに関わった人間の数だけあります。
聖書だって、福音書が複数ある、それはそういうことなんじゃないのかな、と。
かつてカテキスタの先生にがっつり2年半聖書教育を受けてきた身としては、そんなことを思わざるを得ないのです。
同じように靈氣の真実もいくつもあるのだろうなぁ、と。
そして、その中から事実を推察し、検証し、自らの真実としていく。
それ以外にできることはないのかもしれない、最近はそんなことを思っています。

歴史は勝者が語る真実。
死者には、その真実を語るチャンスさえ与えられないのだから。
故人の通訳をさせて貰っています。故人の想いを伝えることは随分お手伝いさせていただきましたが、故人が真実を語ったことはこの10年一度もありません。
そういうことがおできになる先生もいるでしょう、だから、もしそういう希望ならうちではなく、そういった先生を探すべきだと思うのです。
霊媒師=お祓いしてくれる人、というのは刷り込み。
故人と話す=真実を語ってくれる、というのも刷り込み。
刷り込みとは、小さな洗脳のことを言います。
そして、その洗脳が積み重なったとき、世界はワープして違った場所へ連れて行かれてしまう。
その原理を解明したものだけが、そこから抜け出すための処方箋を書ける。
臼井靈氣に伝わる「性格改善法」という方法は、この処方箋を作る作業。
しかし処方箋が正しくなければそれは、新たに毒を飲ませるに等しい。

自らの脳とどう向き合うか。
脳の中にあるメタセルフとどう騙りあっていくのか。
それが新時代の必須スキルな気がしています。

メタセルフと向き合う方法お伝えしています。
メタ認知の基礎知識
メタセルフについて学ぶ

日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。