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BUNASAUNA〜ととのうとは?が,わかったのか?〜

今年の8月にオープンしたBUNASAUNA(ブナサウナ)。
場所は沖縄県大宜味村喜如嘉(オオギミソンキジョカ)にあります。
旧喜如嘉小学校を民間グループが指定管理者になって沖縄北部のライフスタイルを表現する使い方をしています。

沖縄で暮らす友人達が「行ったほうがいい!」と猛烈にリコメンドしてくれていたので、2ヶ月前に予約しました。そう、完全予約のサウナです。
喜如嘉地域は、沖縄の伝統「芭蕉布」が守り繋がれている地域としても有名です。

芭蕉布は世界で唯一、沖縄・大宜味村の喜如嘉で守り続けられてきたものづくりです。
バナナ(実芭蕉)の仲間である糸芭蕉から採り出す糸は、あまりの繊細さゆえに極めて扱いが難しく、他の染織物にも増して、その工程を長く複雑なものにします。
だからこそ、手数と心をかけて織り上げられた芭蕉布は、強く、美しい。
沖縄がひとつの国であった琉球王朝時代には、王族がその着物を身につけた他、中国(清王朝)や日本(徳川家)への最上の貢ぎ物となりました。また、高温多湿な気候にあって、涼やかで、肌にまとわりつかない芭蕉布は、琉球各地の庶民の着物としてもなくてはならないものでした。
第二次世界大戦後、沖縄で途絶えつつあった芭蕉布づくりを、工芸に高めたのが、喜如嘉の平良敏子さんです。1944年、本土の工場で働く「女子挺身隊」に参加。戦中、航空機を増産する工場になっていた倉敷紡績工場の大原総一郎社長は民藝運動に熱心で、敏子さんらに織物を学ぶ機会を与えてくれました。
幾多の困難を超え、喜如嘉の女性たちが今に伝え残した衣生活の原点。糸芭蕉を育てる畑仕事に始まり、原木を剥ぎ、繊維を採り出し、糸をつくり、撚りをかけ、絣を結び、染め、織り、仕上げまで。文明の速度とは逆行するような手仕事の数々は、数百年前とほとんど変わっていません。
人が自然と向かい合い、植物の力に寄り添って生まれる布は、人を癒します。

http://bashofu.jp/

この芭蕉布、とても貴重でして、そしてとても高額です。。。おいそれと手が出せる金額ではありませんが、小物類もありますので、ぜひ、喜如嘉に行かれた際には「芭蕉布会館」にも足を運んでみてください。

そんな文化や沖縄の古民家があるエリアが喜如嘉と呼ばれる地域。そこに、素敵なサウナができたというので、行くしかねぇだろと、盛岡ナンバーのランクルで行ってきました!

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