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【無料】リーダーシップの核心:説得と共感のバランスと聴く力の重要性〜ザキオカスクールの本質〜

リーダーシップにおけるプレゼンテーション能力について、「説得」と「共感」のバランスと「聴く力」の欠如の問題に焦点を当ててnoteします。
というのも、私自身が頭で理解していてもできていない。。上司と部下の関係において、上司が理論上は正しい指示やアドバイスを行いながら、自身の行動でそれを実践しない場合、多くの問題が生じます。このような状況は、主に信頼の喪失につながります。信頼とは、部下が上司に対して持つ尊敬と信用の感情であり、これは部下のモチベーションやパフォーマンスに大きな影響を与えます。

部下は一貫性を持った行動を上司から期待します。例えば、上司がチームワークや協力の重要性を説く一方で、自分自身は孤立して行動する場合、部下はその言葉の真意を疑い、上司への信頼を失います。その結果、部下は上司の指示やアドバイスを軽視するようになり、組織の効率や士気が低下する可能性があります。

さらに、上司のこのような行動は、部下に悪影響を与え、組織全体の文化に影響を及ぼすことがあります。一貫性のない上司のもとでは、部下もまたその行動を模倣する傾向があり、不誠実さや責任回避の文化が育ちやすくなります。これにより、組織全体のパフォーマンスが損なわれ、健全な職場環境が崩れることになります。

したがって、上司は自らの言葉と行動の一貫性を保つことが重要です。これは、部下の信頼を維持し、モチベーションを高め、組織全体の健全な発展に不可欠です。自己の言葉に忠実であり、模範を示すことが、効果的なリーダーシップの鍵となるのです。


リーダーにとって、プレゼンテーション能力は非常に重要なんですよね。これには、説得力と共感力の両方が含まれます。説得力は他人を動かす力であり、共感力は他人の心に響く力です。しかし、これらの能力が片方に偏ると、リーダーシップは危うくなります。これはしばしば「聴く力」の欠如に起因します。

説得の重要性とリスク
説得力はリーダーにとって不可欠です。ビジョンを共有し、チームを目標に向かわせるためには、強い説得力が求められます。しかし、説得のみに重点を置くリーダーシップは、チームの意見や感情を無視する傾向に陥りやすく、これが組織内での摩擦や不満を生む原因となります。

その一方での共感には価値と限界があるかなと思います。
共感力はチームの信頼と忠誠心を築く上で重要です。リーダーがチームメンバーの立場を理解し、その感情に共感することは、強固な関係を築く上で不可欠です。しかし、共感だけに依存すると、決断力の欠如や方向性の不明瞭さにつながり、組織の進歩を妨げる可能性があります。

聴く力の欠如がもたらす問題
説得力と共感力の両方が「聴く力」に根ざしています。リーダーが聴く力を欠くと、チームの真のニーズや意見を見落とし、誤った方向に導くリスクが高まります。これは、チームメンバーが声を上げる機会を失い、リーダーのビジョンや意思決定に対する信頼を損なうことにつながります。

そこで重要なのが聴く力を高めるための戦略です。
リーダーが説得力と共感力のバランスを取るためには、まず「聴く力」を高めることが重要です。これには、アクティブリスニングやオープンなコミュニケーションの促進などが含まれます。チームメンバーの声を真摯に聴き、それを反映することで、より包括的で効果的なリーダーシップを展開することができます。

つまりは、リーダーには説得力と共感力の両方が必要ですが、これらは「聴く力」に基づいていなければなりません。聴く力を高めることで、リーダーはチームの真のニーズを理解し、より効果的な意思決定を行うことができます。リーダーシップの本質は、方向性を示しつつも、チームの声に耳を傾け、それに基づいて行動することにあります。これにより、リーダーはチームの信頼と尊敬を獲得し、共に目標に向かって前進することができるのです。

先週開催したザキオカスクールは実質48時間ですが、私は毎回、話をしまくりながら参加者の声にも耳を傾けようとしています。
何かを感じ、何かを学ぶ事ができるザキオカスクールは、今年、沖縄と熱海で開催する予定。
昨日、熱海のエージェントから企画書が届きましたが、今までとは違う趣きですが、根っこは同じ。
ぜひ参加してください!
メンバーシップには、事前に告知させていただきます。

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