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感謝⑤

感謝④のつづきです。

夏休み期間、法政大学さんに出張をしてからとにかく「学び」ました。
当時、中学校の野球部(母校)に恩師から「コーチやるっても活動ないならなあ。なら、お前手伝いこいよ」と言っていただいていたので、野球の勉強とノックの練習をかねてお邪魔していました。

中学野球が僕の野球の原点です。

当時の野球を見ていると意識してないうちに中学野球のような基礎的なメニューに偏ったりしてしまってたのもそのせいなのかもしれません。

当時は「野球の勉強」と「手伝い」の感覚ではありましたが、恩師の「言葉」を聞きながら野球を学ぶ、今思えば中学時代の基本的な野球観・野球理論を取り戻してくれた大事な期間でした。

ひたすら夏休みの期間は大学と中学をいったりきたり。そしてとにかく野球で終わった大学1年生の夏休み笑

高校の時より野球にのめりこんで終わった夏休みなのに、楽しかったし、充実感ある夏休みだったなと覚えています。高校のころは本当に野球が好きだったのかを疑うくらいでした。

そして季節は秋リーグといくはずなのですが、コロナで大学からの参加許可が下りず本戦は不参加となりました。棄権ということで3年生は自動的に引退となるのですが、すこしたった後にオープン戦という形で連盟側が試合を用意してくださったので試合に参加することになります。

3年生は最後まで代表の先輩のみ参加。この時点でもうほぼ新チーム。

新チームの準備段階の役割分担決めで野球の「采配(サイン出し)」の必要性を説いていた(この時の3年生の代はノーサインだったらしい)私はここで初めて指揮を任されました。

2年生と出る順番などを確認しながら「出場機会」は全員としました。また1.2年生には守備位置適正などは練習だけですが、確認していたのである程度変更したりしてみながらも臨みました。メンバーが目まぐるしく変わるので、難しさはあるのですが、この日の采配のテーマはもちろん「勝ちに行く野球」。

そのテーマが現れたのが、0-1でビハインドの5回。9番の子が四球で出塁しました。足が速い子であったので、盗塁をしかけます。2球でパスボールもはさみ0死3塁2ボールになりました。

僕の勘としては「ここしかなくね?」

ここでの点の取り方が今後のスタイルなどに影響する。「勝ちに行く野球」ならば、泥臭く追いつくべき。

バッターは1番でしたが、「確実性」を選択しました。その子は神奈川の私立有名校出身。ベンチにも入っていましたし、とにかく野球の基礎基本がしっかりと定着していた1年生でした。守備やバントが素晴らしく上手。

結果、選択したのは「スクイズ」。

また2球ともショートバウンドを投げた投手。心理的には次はストライクを取りたい、または最低でもショーバンはなし。

結果、見事成功。1-1になりました。

僕の中では、「来年からはこういうのも入れていいよね。」「軟式野球はこれでも点とれるぞ」というメッセージ性も込めたサインでした。

そのあとは打線つながらず。ファーボールやホームランもあって力尽き5点を取られて1-6で敗戦。やはり采配すると負けはがくっときます。そんな甘くないかと感じました。

でも、反対に負けはしましたが、なんも試合もしてなかったチームでも「5回までは戦える」とよくわからないポジ要素自分はを感じていました。

この試合を機に3年生は完全引退。同時に新チームスタート。

新チームで考えれば個々の能力はそこそこある。時間はかかるかもだけど春はまず予選リーグ突破して秋で勝負だと考えていました。

そこから人事もいろいろ意見をいって提案してみたりして、反映させてもらい確定。キャプテンと代表は感謝③で出てきた2人です。

私も運営に立ち位置的にだったのか、流れで半ば強引に食い込みました。
血気盛ん。気合しか入ってない自分。もうすこし冷静に行きたかったなとも思いますが。

役割分担もしっかり最後まで確定。しっかり仕事はしよう。
そんな声かけも少しずつ出てました。雰囲気的にはいい兆しです。

そんなこんなでまあ順調なスタート。

2022年度新チームが始まりました。

感謝⑥へつづく。










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