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「YanYan FARMさんといちご」のこと。

今シーズンは12月からYanYan FARMさんのいちごの入荷がはじまりました!まずは「章姫/あきひめ」からスタート。シーズン中は毎週水曜日に入荷します。

神戸市有野町でいちごを育てているYanYan FARMさん @yanyanfarm15 。有野町二郎といえば「二郎(ニロウ)イチゴ」の産地。通りには十数軒のイチゴ直売所が立ち並んでいて、その一角にYanYan FARMさんもあります。

国道沿いの看板。近々軽トラ直売所がオープンします!

最近のいちご業界では「高設栽培」と呼ばれる腰ぐらいまで棚を上げて養液栽培する施設を利用する農家さんが多いのですが、YanYanさんは畝を立てて地面で育てる昔ながらの「土耕栽培」にこだわっています。

作業的には圧倒的に高設栽培の方が楽なのですが、YanYanさんが土耕栽培にこだわる理由として「小さい頃に食べて最高に美味しかったお爺ちゃんが栽培していたイチゴを目指しているんです。」と話してくれました。

いちごの産地であるが故に他の農家さんと一定の基準を合わせる必要があり、農薬不使用での栽培が実践しにくいというジレンマがあります。

そのため農薬不使用ではありませんが、基本的に有機JAS認証でも認定されている重曹や植物から抽出したオイルなど苺の状態を見ながら必要最低限の量を使用しながら本当に丁寧に栽培されています。

少し尖ったスリムな見ための章姫。
これぞいちご!という美味しさを感じられる品種。
紅ほっぺは凸凹していて逞しい形。
食べた瞬間に「甘い!」感じるので好きな方も多いです。

また苗を購入する農家さんも多い中、苗の時期の農薬の量に疑問を感じて育苗から取り組まれているのも凄い!育苗は本当に難しいということで、過去には心が折れそうになる失敗を乗り越えながら今の栽培方法に辿り着いたそうです。


いちご栽培の傍ら有機農業講座などにも通い勉強されていて、自家用の野菜は農薬不使用、無施肥、自家採種の野菜の畑などもされています。また量は限られますが宝交早生いちごの農薬不使用無施肥栽培の実験もされています。

いちごは大きいものは味が薄いような印象を持つ方も多いと思いますが実は逆で、大きなものの方がじっくりと手間暇をかけて育てているので実も詰まっているし味も香りも甘さも抜群です。値段は上がってしまいますが自信をもって食べてもらう価値があります!

まだ若いお二人なのでこれからが楽しみな農家さんです!ご希望の方はお取り置きもできますのでDMまたはお電話にてご連絡くださいね。

いちご農家は本当に忙しい毎日だと思いますが
その表情は輝いていました。

#いちご #章姫 #オガクロ #八百屋 #八百屋CAR

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