見出し画像

「金糸瓜/そうめんかぼちゃ」の使い方

さて、今日は八百屋オガクロのやさい料理のヒント。
今日取り上げるやさいは最近朝ごはん会でも食べてもらっている「金糸瓜/そうめんかぼちゃ」です。8月に入荷する旬の野菜です。

この金糸瓜「見たことはあるけど食べたことはない」とか「興味はあるけど料理方がわからない」という方が多いのではないでしょうか?その気持ち、よくわかります(笑)

最初のハードルは高めですが、やってみると意外に簡単で美味しいし、他のやさいとは違った使い方ができるのでぜひチャレンジしてみてください。

■料理のポイント

3cmぐらいの厚みに輪切りにして10分茹でて、水に晒したあと揉むこむとハラハラと崩れて糸のようになる不思議なかぼちゃです。

茹ですぎるとフニャフニャになって切れやすくなるので気をつけて。10分経ったら菜箸でつまんでみて(丸くて大きいのでやりにくいけど)少し凹むように形が変わればほぐれます。

粗熱をとるため水に入れて、中で揉むようにするとほぐれていきます。最後に水で何度か洗って表面のモヤモヤしている部分を落とすことが美味しく作るポイントです。
皮付近についている実はモヤモヤしていてほぐれないのでスプーンでこそいで別に置いておきます。

■青みかんと金糸瓜の酢の物

金糸瓜は二杯酢につけて食べるのが定番。
今週は愛媛の石田くんからめちゃくちゃおいしい青みかんが届いたので最後に搾って薄切りを添えました。

金糸瓜のシャキシャキの食感、青みかんのさっぱり爽やかな酸味と甘さで暑い日でも美味しい!

■モヤモヤ部分の使い方

写真の上が洗ったあとの糸状の部分。下が皮に残った実をスプーンでこそぎ落としたもの。

皮付近の実はモヤモヤの塊みたいで食感が悪く酢の物には向きません。けどここも甘味があって芋みたいでとても美味しいんです。何か良い方法がないかなーと考えて作ってみたのが「金糸瓜のモヤモヤのポタージュスープ」。

■金糸瓜のモヤモヤの冷製ポタージュスープ

モヤモヤ部分をハンドミキサーでブィーンとつぶして、牛乳や豆乳を加えて伸ばしてから塩胡椒で味を整えたら出来上がり。

ちょっとザラザラしますが優しい甘みで、冷たく冷やして飲んだらかなりいけます。シナモンなどちょっとスパイスを入れても美味しいかも?

この暑さと雨不足で野菜は欠品ばかりですが、金糸瓜はいま入荷してきているので、ぜひやってみてください。

デグチ

#金糸瓜 #金糸瓜のモヤモヤのポタージュ #冷たいスープ #オガクロ #八百屋 #猪名川町 #宝塚市

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?