魔法のクッキー
母が去年、チャリティーお茶会のためにつくった寄せ植えは、今薬局の前の植え込みにうつされている。
わたしのだいすきなこの眺めにいつのまにかご一緒させてもらっていた。
ここが、よかったのね。
やっぱり気が合うね。
お茶会が11月7日、亡くなったのが30日。文字通り命をかけてつくったさいごの寄せ植え。
そこで働くわたし。
ほんと、先がわからないのが人生なんだな。
今の職場があまりにもぴったり過ぎて、話が出来過ぎている。このぴったり感はどこからくるのでしょう。
わたしは不安症なところがあるので、相手の感情のゆらぎをそのままダイレクトに受けてしまうけれど、医療に携わる人ってそのあたりがどっしりしている人が多い。そういうふしぎな安心感のうえで、働かせてもらえている。本当に、ありがたい。
今日は、一歳のお誕生日のクッキーオーダーと、7周年の結婚記念日のクッキーオーダー、お寺に配る用のクッキーオーダー。
週末も大型のやつを2件いただいている。
幸せな仕事。めっっっちゃ喜んでいただけるから、本当に体温はあがるし、力をもらう。
そして、確信している。
このクッキーは、わたしをきっと素敵なところに連れていってくれる。
もっともっと磨きたい。
かなり元気になってきたと思う。
幸せとかなしさとさみしさとよろこびと。お皿にいい感じに感情が盛り付けられている。
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