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【統率者・EDH】統率者スターター初めての飛行【1万円構築】

はじめに、統率者:至高の審判者、イスペリア

 だ~れにも内緒で、お出かけなのよ、どこへ行こうかな~♪
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 はじめてのお使いかよ!!(デッキ名なんとかならんかったの?)

 EDHを愛するみなさまこんにちは。今回は2022年発売の統率者スターターから初めての飛行から、至高の審判者、イスペリアの改造案です。

 スターターは5種類発売されましたが、なぜイスペリアにしたのか?記事を書く前に事前調査を行い他の方の記事や改造案、Twitterを見て決めました。
 曰く…
・飛行とのシナジー0、同梱されているカンジ―と変えた方が良い
・重い上に能力が受動的(色拘束厳しすぎる)
・使いにくそう

 散々な言われようである。あまり良い言われ方しているのを見かけなかったので、逆にやる気が出てきた。

 しかし定価で3000円を切る安さは本当に偉い!

某通販サイトでは驚きの安さに。日本語版もセールで1180円になっていた時も(現在2000円)

 執筆にあたって、どの読者に向けて書こうか?と考えてたのですが、初めはスターターデッキだし始めたての初心者さんがターゲット、と考えていました。しかし、恐らく読んでくれるのは縛り有りでも嬉々としてデッキを組みたがる変態さんだと確信して今回は書いています。

 話を戻して…

 さて、どういう方向でデッキを考えていこうか?記事を書かれている方で、hyoiさんという方がPWコントロール軸で案を出しています。


 イスペリアではありませんが、スターター含めて一万円で仕上げてらっしゃる方も(今後イスペリアも書かれると思っているので楽しみ)。

 この方に習って、自分も低予算+7500円程度で組むことにしました。今回のリストの追加カードは予算以内で収まっています(2023年2月晴れる屋さん価格)

デッキリストと解説

 まずはイスペリアを確認しよう。

 至高の審判者、イスペリア  (2)(白)(白)(青)(青)
伝説のクリーチャー — スフィンクス(Sphinx)

飛行
クリーチャー1体があなたかあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃するたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。

パワー6/タフネス4

 うーん、シンプル。しかし能力が相手から殴られないといけない上に本体が重い、そして地味に貧弱(拘束が厳しい割に)
 今回はそんな困ったちゃんなイスペリアさんをデッキに仕上げていこう。

まず、真っ先に思いつくのは最初からリスト入っているギデオン・ジュラから分かるように、プレインズウォーカーを出して殴りたくなるようにすることである。


+2で強制アタック=イスペリアでドローに

 殴らなければリソースを稼ぎ続けるぞ、でも殴ってもドローはするからね!という状況を作る。かつ、飛行クリーチャーで固めたメリットを生かす統率者から生まれたシステム…

答えはこれだ!

 

イニシアチブと
統治者

 PW+イニシアチブ+統治者で継続的にアドバンテージを稼ぎ、奪われたら飛行軍団で取り返す。もちろん殴られる時にイスペリアがいればアドバンテージを稼ぐ。これなら飛行テーマ、かつイスペリアである意味が出ると思っています。

 アドバンテージを稼いだら飛行クリーチャーを並べていき、打消し等で自軍を守りながら殴り切って勝利を目指すプランです。

それではデッキリストをドン

・クリーチャー

 まずは基本となる生物から。今回は無限コンボを搭載していないため、28枚とデッキの約3割を取った。
 その中でイニシアチブではないが採用した飛行持ちではないが翼の伝令、ドナールに期待したい。この能力でお値段なんと50円。

非伝説の飛行クリーチャーは23枚、どれをコピーしても大体強い

 イニシアチブの白レアクリーチャーは現在とんでもない値上がりを見せているため、今回は青の恐怖の墓所の冒険者を採用した。こいつもなんとお値段50円。知られてなさ過ぎて警戒されていないが、割とヤバい事が書いてある。


踏破してなくてもコピー可能、踏破で2回コピー。追加ターンをコピーすれば大体勝つ。

 飛行クリーチャーで期待のクリーチャ―は空狩人の打撃部隊だ。現在の最新セットファイレクシア:完全なる統一の統率者で収録されているカードで、イスペリアが出ていればなんと自軍クリーチャーが全員会戦を持つ。

 

突然+3/+3修正はさすがにすごい。

 その他に追加しているのは色々あるが、増殖ができるクリーチャー2枚はPWの忠誠値を増やし、地下街の効果で置いた+1/+1カウンターを増やして強化してくれる。

スペルとPW、置物(アーティファクト、エンチャント)

 正直このバランスに悩みました。除去や打消しの枚数、フィニッシュ手段である追加ターンや強化エンチャントの枚数と種類。ドロー手段とプレインズウォーカーの種類と枚数。そこそこ重いカードも採用しているからマナファクトも多めに…。

 悩んだ中で楽しかったのは採用するプレインズウォーカーで、今回期待しているのは新セットから永遠の放浪者。(ほぼ)全除去枠になる上に+で疑似警戒、マナファクト立て構えられる点で採用しました。統率者戦では自分の上家カードを追放しても良いかもしれません。


2体以上で攻撃されない効果が強力

 エルミンスターはマイナスで出せるトークンは飛行クリーチャー!+でドローと占術2ができ、インスタント・ソーサリーのコスト軽減も。

+2から入れば忠誠値7と硬い

 除去は悩んだが、値段の都合上サイクロンリフトは入れれないため、豚の呪いを採用した。
 

50円で相手の邪魔なクリーチャーを追放。飛べない豚はただの豚と言ってやろう。

 遺棄の風は超過で打てば自陣のクリーチャーを残しつつ全除去!これは300円で買える実質サイクロンリフト!(違う)

インスタントでは打てないが単体でも超過でも打てる便利なカード

…しかも?
エイヴンの思考検閲者が出ていればコンボになるぞ!


10体クリーチャーを追放しようがライブラリーの上から4枚で探してください。

 説明しておきたいカードは以上になります。意外と戦えるようになっているのでは無いでしょうか?デッキレベル4~5ならそこそこ勝負になると思っています。

最後に、デッキを強化するなら

 値段の関係であきらめたカードが数枚あるので、予算に余裕のある方はそちらをどうぞ。
・アクローマの意思
・聖別されたスフィンクス
・天駆ける恐喝者
・サイクロンの裂け目
・各種ピッチスペル
・各種追加ターン
 etc…

 こんなところでしょうか?

 今回は変わり種なデッキ紹介でした。それではまた!

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