【統率者・EDH】安価で甦りし悪夢、ブレイズを組もう!【約1万円構築】
はじめに~デッキを組むに至った経緯~
私は普段、10年来のゲーセン友達とMTGを月1で遊んでいます。ショップに行くのはカード購入とプレリくらい。大会には興味のないカジュアル勢です。
そんな中、友人の一人がMTG会の勧誘に成功したとのこと。
以前からEDHやりたい人がいたら誘ってくれ、デッキは作ってプレゼントするよ!と言っていたので嬉しい限りである。
オタクは沼に落とせる人見ると歓喜するのだ。
さて、プレゼントするには個人の好みというものを把握する必要がある。まずはどんなデッキが良いかヒアリングしてみた。
・黒単で
・殴り合いで
・ペイライフや自陣パーマネントサクりでアドを取るのが好き
・カードゲーム自体は遊戯王をやっており、MTG初心者
との事だった。
初めに頭に浮かんだのはデーモンのスペシャリスト、根絶さんの紹介していた総魔長、モータリオンだった。時間のある方は是非とも記事を一読して欲しい。
・黒単で、ライフをトリガーに戦士を生成、殴りとドレインで勝利
完璧じゃん?
が、断念(値段がプレゼントできる範囲を超えるため)
デッキリスト、勝ちへのプロセス、すべてが美しかった。入っている高額カードを代替品に変えることは可能でしたが、今回は諦めました(モータリオン1枚しか無いし)。しかし良い統率者だと思っているので、今後安く組める方向性の記事を書けたらなって思っています。
閑話休題。自分のお財布事情(使っていない余りカード)も考え、黒単の統率者を眺める。そこで1度オンラインで使っているところを見て、今回の方向性にマッチした統率者が蘇りし悪夢、ブレイズだったわけです。
すでにcEDHでは黒いリス研とも言われているとか。自分も含め周りもカジュアルとは言え、デッキレベルが上がってきている。そんな中、ブレイズなら統率者の強さでデッキの安さをカバー出来ると確信。
前置きが長くなりました。デッキ紹介に移りましょう。
デッキリストとカード紹介
まずはいつも通り統率者のテキスト確認から。
統率者紹介
Braids, Arisen Nightmare / 甦りし悪夢、ブレイズ (1)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ナイトメア(Nightmare)
あなたの終了ステップの開始時に、あなたはアーティファクトやエンチャントやクリーチャーや土地やプレインズウォーカーのうち1つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、各対戦相手はそれぞれ、それと共通のカード・タイプを持つパーマネント1つを生け贄に捧げてもよい。そうしなかった各対戦相手につきそれぞれ、そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたはカード1枚を引く。
3/3
自身のパーマネントを生け贄に、相手にライフロス、自身はドローが出来る統率者。最大3枚のドローが可能なため、状況次第ではあるが、アドバンテージを稼ぐことが出来る。
・過去に戦った印象↓
ドローがしやすい。
コントロール気味にするとヘイトを買いやすい。
コンボ、コンバットどちらにでも構築できそう。
では今回のリストを見てみよう
デッキリスト
作るにあたり意識したことは以下の通り。
1.ドローが出来ても使いきれなければ意味が無い、マナ加速を優先。
2.殴り切るため点(パワー)と面(横展開)
3.無限コンボを入れない
4.サクりシナジーを多く入れるが、サクリ台を極力入れない。
生け贄たち
ブレイズの能力を活かすため生け贄にするパーマネントを18枚ほど、マナは可能な限り低マナ帯で集めた生け贄に捧げられるために入っているカードたち。場に出た時やサクられた時にトークンを生み出すカード、恒常的にトークンを生み出すカード、墓地から手札や場に戻るカードを中心にチョイスした。
生け贄とのシナジーカード
主にクリーチャー生け贄時に誘発するカードを軸に、相性の良いカードを入れてみました。
まずはクリーチャー死亡時に誘発する効果を全て2倍にするこのカード。
破壊不能を付ければ十分な打点も出してくれる。相手だろうと自分だろうと、クリーチャーが死亡して誘発する自分のパーマネントなら何でも2倍になるため、よくテキストを読もう。
続いて取扱い注意のカード。
状況次第では半ロック状態に陥れることも可能なため、これももれなく魔王状態(ヘイト爆上がり)になる。対処が必要なクリーチャーを出された場合に仕方なく!という感じで出そう。ぶっちゃけ抜いても良い。
お次はダメージソースの紹介
虐殺のワームが出ていれば相手がクリーチャーをサクることを選択してもダメージを与える。
いわゆるアリストクラッツ戦略の面々。じわじわと相手のライフを削っていこう。
今回のお試し枠。このデッキなら4つ貯めるのは容易で、2回も使えれば十分だろう。1マナで設置して起動も3マナと軽いのも魅力だ。手札があふれた時に高マナ域を捨てて釣り上げても良し、サクり要員を再度墓地から釣り上げてアドバンテージを取るも良しだ。
これらのカードでじわじわ相手との差を付けていきましょう!マリガンする時はサクっても良いカード1枚と、3ターン目にはブレイズを出せるマナ、欲を言えばシナジーカードが1枚あると良いでしょう。
マナ加速
ブレイズを置きはじめると、おそらく手札が尽きる事は少なくなるだろう。むしろ手札が溢れる。リソースが多くあっても使えなくては本末転倒ということで、比較的お安めのマナ加速手段をいくつか入れている。序盤はマナ加速し、1ターンに動ける回数を増やしていくよ良いだろう。
その他には一般的なマナファクトがいくつか入っている。手持ちのお安いカードを入れて欲しい。ストレス無く遊ぶため、土地と合わせてデッキの4割以上はマナ関連のカードにしよう。
フィニッシャー(自由枠)
統率者のブレイズはアドバンテージをもたらしてくれるが、ゲームを勝ちに導くカードではないため影響力の大きいフィニッシャーを数枚採用しよう!正直自由枠なので、お好きなカードを入れて貰って構わない。
今回は家に余ってたフィニッシャーになりそうなカードを適当に入れている。
今回入れているカードは以上の通りだが、シェオルドレッドを入れるもよし、デーモン等の好きな大型クリーチャーを入れるのもOKだ。
その他には除去やドローカードなど補助的なものを採用している。各々手持ちと相談して作ってみてください。お値段は安く、安定して回る上に楽しいデッキなので初心者にもお勧めです。
デッキ解説は以上です!
使ってみて貰った感想
MTG初心者だがカードゲーマーということで飲み込みが早い早い。後ろについてわからない事を答えて少しアドバイスしたら見事に勝利を手にしてくれました!
ブレイズの良い点
・安定して回る、リソースの得やすさ
・色々シナジーしていることに気づいて楽しい
・気づいたらすごい盤面になってて「あれ、勝ってる?」ってなってて楽しそう
逆に悪い(?)点
・リソース(手札)が多くて後半にいくと出来る行動も増えるため、選択肢が多いのが難しい(無限も入れていないため明確な着地点がなく、初心者には逆に難しいか…?)
・ヘイトを稼ぎやすい。
今回は以上です。記事を見て組んでみたい、友人を統率者沼に堕としたいという方は是非。それではまた!
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