vol.137【初心忘れるべからず】
vol.137【初心忘れるべからず】
1つの仕事に長く従事したり同じ人と長きを共にする中で起こることの1つに、その環境にいれること、関わってくれている人がいることに対して当たり前に感じるということがある。
人間誰しも、それが日常であれば当たり前に感じて当然かもしれない。
だからこそ「失ってから気付く」という言葉があるのだろう。
新しい人や環境に関わり始めた当初は何事も新鮮であり、新たな道を切り開いてくれたことにワクワクし、自分の人生を前に進ませてくれた喜びから感謝の念が芽生えることは当然だが、それが何週間何ヶ月と月日を重ねて行けば、与えてくれた環境や施してくれた物事への感謝を忘れてしまう人が多い。
長い人生を歩んでいく中で忘れては行けないことは、人は1人では生きてはいけないということであり、自分自身に関わる全ての人、物事に感謝を忘れないことである。
どんな形であれ、施してくれることは当たり前ではなく、愛があるからこその施しなのだから、その当たり前かのように与えられていることへの感謝を忘れないためにも、初めて出会ったこと、初めて施してくれたこと、この日のことを忘れずに過ごして行きたい。
人としての器を広げていくためにも、初心を忘れずに生きて行こう。
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