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2019/08/23 セイコーマート、略して

朝4時半過ぎ、空が青く色付いてくるのと同時に出発。東京は築地の方から抜けていった。あと一時間遅かったら交通量が増えて大変だっただろうな。

茨城県は水海道(みつかいどう)駅の自販機。MAXコーヒーは北関東のソウルドリンク、らしいけど、存在は昔から何となく知っている。飲んだことはない。何故か「缶蹴りに使う缶」というイメージが自分の中に定着しているが、何が元なのか思い出せない。銀魂か?

この写真、右手の販売店がNationalだったら完璧じゃないですか?

看板を目にするまですっかり忘れてたけど、茨城(+埼玉)はセイコーマートの勢力下だ。大洗〜苫小牧のフェリー航路がパイプラインだったりするのだろうか。するんだろうな。

セイコーマートを略称で呼ぶときは十中八九「セコマ」と呼称されるんだろうけど、それも知ったうえで私は「セイコマ」(音はセーコマ)と頑なに言い続けている。「セコマ」に一抹の小っ恥ずかしさを感じてしまうのは私だけだろうか。

民俗学の事例のひとつに「方言周圏論」というものがある。ある一地点を中心に、同心円状に方言が分布するという論説で、柳田國男はカタツムリの5つの呼び名を例に挙げた「蝸牛考」を発表している。近年の研究では、「セブンイレブン」の略称「セブン」や「セブイレ」などが東京・大阪それぞれを中心として2つの同心円が(と言っても2点×2略称ずつ程度ではあるが)成立するとされている。

セブンと違ってセイコマの場合はおよそ北海道にしか店舗がないので、周圏云々以前の問題ではありそうだけど。前項はただの衒学的な例示でした。やっぱり、道民も「セコマ」って言ってるんだろうな。茨城県民はどうだ。...でも、公式も「セコマ」党だった気がする。

負けないぞ。



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