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©️自信.com

あなたは、悲劇のヒロインになりたがる、と、言われたことがある。私よりも皺のある、うまい天ぷら屋を知っている人に。あなたは、甘い言葉を囁かれたら崇拝してしまう、と言われたことが、ある。グロさの真骨頂の職にいきる職人に。人を導く仕事に就くよく食べ、よく飲み、笑う人に。
飲み口オレンジジュースを期待しては実際はミルクティーだったことがあるか。多分ない、ないから大丈夫。驚く。自分の過去は自分の秘密、他人の過去も等しく他人の宝箱 それをぺらぺら話してしまうような人間で、私は、自分を悲劇のヒロインだと錯覚して正当化して仕舞えば、彼の退路を断つことだって容易い。2人だけの毒はきっと親族にも話せない、それが、生きる薬でふたりだけの孤独である。耐えられなくなることはわかっているのに、私のものじゃないのに、私だけのものにしておきたくなってしまう。きっと彼はそれをわかっていて、逃げる、のように←わたしは動物に対して良いも悪いも思い入れのないかなしいにんげんである
どれだけイマが、移ろったって、あの日から動けないままでいる、あれ、塗り替える深い色の悲しみない、怒りなのかもしれない、他のことはすっかりと忘れて仕舞えるのにあれだけ好きだったダンスだって炭酸の泡だってぼんやりと抜けていく、のに、冷房の強と、彼女の乳房の幼さ。グロい。さようなら、してしまえばいい、立ち直る姿なんて見たくないんだろ、きっと

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