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補助金× business

こんにちは!
一般社団法人大船渡青年会議所理事長を務めます、中野圭です。

このnoteでは大船渡青年会議所が運営する月一回の勉強会である「Business Community Session」で取り上げたテーマをもとに私の独断と偏見で考えをあちこちに巡らせていきます。その少しでも読んでいる方々の生活や仕事に足しになるような部分があれば幸いです。

https://community.camp-fire.jp/projects/view/380043#menu

さて本日は5月に行われた第3回から。とりあげたテーマは「補助金 × business」でした。


この大船渡にはどんな補助金があって、そしてそれをどうビジネスに活かしていけるか、について、大船渡市産業政策室の山本様にお越しいただいて学びを深めました。

公的にも私的にも色々なメニューが用意されている補助金。だからこそそもそも補助金がどんな性質を持っているか把握しておくことでビジネスであったり「これやりたい!」ということの幅を拡げられるのだと思います。

申請のポイントはいくつかあるのだと思いますが、私は以前補助金を出す立場、または審査員の立場としてもお仕事した経験を活かしてそのへんを考えていきたいなと。

1.なぜその補助金メニューが存在するのか
もうこれに本当尽きるのですが、なぜそれが存在するのか。この補助金メニューを考えた人がいて、その人が解決したい課題があって、その人が補助したい解決へのアプローチがあって…という部分。補助金を申請する側は、「お金を出す方」が何を求めているのかちゃんと理解することで自分の事業を提案できます。

2.事務局と審査員が選んでいく
選考プロセスは様々ですが基本的には補助金メニューを策定する「事務局」と最終選考する「審査員」が別々なケースが多いですね。申請者が常日頃コミュニケーションを取れるのは主に「事務局」。ここを意外に軽く見てる人が多いですが、メニューの中身を作ったり経費の配分をしたり、申請をとりまとめる事務局とコミュニケーションをとることで、より求められるものに近い申請内容に近づけることができたり、申請書類の不備というケアレスミス(結構多い)を回避したり、自分のプランをブラッシュアップすることにもつながります。「事務局いちおし」の事業が出来上がることにもつながりますね!

3.信頼性につなげる
誰だってお金出すなら、「しっかりしてる」とこに出したいと思うし、その信頼性がある人か、企業・団体か、というのは求められます。ではその信頼性をどう構築するかの話。ここで補助金が活用できます。ひとつの補助金メニューを受けて、しっかり事業遂行して実績をつくり、報告も含めて事後処理を丁寧に済ませることで、「あ、しっかりしてる」という印象付けをできます。小さな積み重ねですが、この実績と信頼はとても大きな資産となって、さらにちがう種類・より大きな規模の補助金にチャレンジする土台を作ることができます。小さなところから初めて、ひとつずつ丁寧にやっていくことで、補助金が補助金を呼ぶことにつながります。

ちょっと長くなってしまいましたが補助金について考えてみました。いずれにしろ事業上の何かを変える(はじめる、加速させるも含めて)際には有効な補助金がいっぱいあります、それを活用すること自体がパートナーシップでの課題解決と言えますので、積極的につかっていきましょう!


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【参加方法】
「Business Community in 大船渡」 メンバー限定のプログラムですので、メンバー登録をお願いします。どなたでもご登録いただけます。(月額500 円)

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【Business Community Session とは?】
大船渡をフィールドとしたビジネスのためのオンラインネットワーク、「Business Community in 大船渡」。このコミュニティの登録メンバーを対象として「ワンランク上のビジネススキルと実践的なネットワークを得る」ために開催する月に1度のミーティングセミナーが「Business Community Session」です。
毎月第3水曜の19:00-20:30、皆様のご参加をお待ちしております。

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