たゆたふ たゆたふ
たゆたう、たゆたう
しばし舵を取らず波間に揺られ
抜けられない私
あの日からずっと終わりだけを未定にして
最後の日を切望して
今日もまた最終回に出来ない
クルシイ…クルシイ…タイセツ
キミナンテ…イラナイ
まだまだ好きでいたいだけ
きっと必要だった
私と君との少しずつの手放し
離したくない…そう思えば思う程苦しくなるから
手に入れたい…行き着く先は渇望しか生まれない
お互いににっこり見つめあったまま
愛しく時を重ねながら
私たちは
一歩一歩後ずさるように
さようならの準備を始める
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