見出し画像

執筆感想文(2022.4.2)

ジンくんをテーマにした妄想小説を昨日書き終えた。全21話。というわけで、恒例の執筆感想文を書いていこうと思う。(長くなる予感がします)

全てはTwitterのフォロワーさん(以後サヤさんと呼びます)にいただいたDMから始まった。彼女はジミン妄想小説の「雪ネリネ」を一気読みしてすごく感動したらしく、その感想を送ってくれた。そしていつか私も書いてもらえたら嬉しいなみたいなことを言ってくださった。命のある女性を主役にした小説をいつも書きたいと思っている私はすぐにOKしてジンくん小説の構想を練り始めた。

サヤさんは短いものでもなんでも自分を入れてくれるならそれだけで嬉しい!みたいな感じで特別な注文はなかった。サヤさんは結構ジンくんに似ている印象が私の中にあったので、最初は大学を舞台にした同い年の二人の甘酸っぱいラブストーリーにしようかなと考えていた。ただ、折角なら雪ネリネの時みたいにジンくんにじっくりしっかり向き合って私のジン愛を悔いなく小説にぶつけたいと思い、今回のお話が生まれた。

私はソクジンが大好きだ。勿論私は揺るぎないホビペンで「ホビペンでしたがジン沼にも浸かってしまいました。以後ふたりを推します」とか絶対言わない自信があるのだが、これは皆さんの心の内を覗けないとわからないことだけど、その辺のちょっとしたジンペン(どんなだ)よりジンを愛しているかもしれないと思うことがある。ちなみにこの感情は他の5人にはない。5人大好きだし、なんならユンギに度々抱かれたいとか思っちゃう人だけど、このジンくんへの思いは何か特別なものだと思っている。(いや、実のところ、ジンペンはアミの中で一番愛が深そうだから私なんかじゃ太刀打ちできないんだけどね)

ジンくんはドラマ性のあるキャラクターをしている。明るい性格でパーフェクトな見た目なのにチラチラと影が見える。だから、これまでジンくんの話を書く時、私はいつもキャラ設定をその公式に当てはめがちだった。そしてそうすると必ずちょっぴり湿っぽい話になる。今回はそれを避けた。ビストロの話を書いた時は彼のソロ曲を聴きながら構想を練ったのだが、今回、彼の歌声は封印した。寧ろ、彼のライブパフォーマンスとかトークとか、そういうのを材料にした。

ダラダラと書いていったら大変なことになりそうなので、ここからは段落分けしていきます。

1. タイトルについて

1話目を投稿した時にサヤさんはこの「キミは嘘をつかない」というタイトルに感動してくれた。別にこれを付けた裏話とか何もしていないのに、タイトルだけで泣けると言ってくれた。有難い。

ジンくんはよくダンスのことを茶化される。時に「下手」とまで言われる。ホビペンの私はこれに異議を申したい。はっきり言って、3J以外は皆ほぼ同レベルである。断言する。(※ちなみに私はPTDもロクに踊れない人です)
ただ、ジンくんには一つだけ圧倒的に足りない能力がある。それは、「まやかす」力だ。3Jを除いた4人の中で、ジンくんには他の3人に備わる「まやかす」力が欠けていると思う。そして、それのせいで「ダンスが下手」のレッテルを貼られているように感じる。

ダンスに限らず、ジンくんは本当にまやかしのない人だと思う。"カッコつける"とか"よく見せる"とかそういうことを仕事でしかやらなさそう、そんなイメージがある。そして彼のその部分が私が愛してやまない部分である。このタイトルは「サヤが年齢と同僚であることを隠している」ことから付けた一面もあるが、大元には私のジンくんへの思いが込められている。

(ちなみに、私はホビの次にジンくんのダンスが好きだ。だって可愛すぎるんだもん)

2. ジンくん像について

私がジン沼に対して常々思っていること。それは、「みんなジンくんのこと心配しすぎ!」である。いや、心配している人がジンペンなのかどうか定かではないのだが、例えばDynamiteでジンくんパートが少ないと文句言ったり、My Universeの収録現場でのプロデューサーのジンくんへの態度に怒ったり、マンネラインのヒョンへの態度にイラっとしたり(それこそ定かではない)。もしくは、この小説を書いている最中のことだったが、彼のスナックの食べ方に関してファン同士で一悶着あったりとか。とにかく、ジンペンのジン愛は「母性本能」が5割くらいを占めているのかな?と思うことが多々ある。そして実際、その気持ちはわからないでもない。全て、愛ゆえであろう。

だから、今回のお話でも主役のサヤには「パーフェクトなジンくんを何故か余計に心配しちゃう」という性格を加えた。そして、結論を「ジンくんは心配無用のミスターパーフェクトである」にした。これはあくまでも私の希望ではあるが、パーフェクトに見える彼に影を探すのではなく、パーフェクトに見える彼をありのままパーフェクトに感じたかった。ちょいちょいサヤに心配させる言動をするけど、実際何も問題はない、という結論にしたかった。

3. 職場について

今は地方都市でしがないただの主婦をやっている私ですが、その昔(←書いてて悲しくなった)はキャリアウーマンと呼ばれる類の人だった。私もジンくんと同じ、法人営業部だった。

法人営業をずっとやっていた私が選ぶ法人営業部に欲しい人材は、もう、間違いなくホソク、ジョングク、ソクジンだ。これはもう、絶対自信を持ってこの3人が法人営業に向いている。ちなみにやったことないけど個人営業ならクオズかな…でもそもそも上記3名以外はあんまり営業に向いていないと思う。

ソクジンが法人営業部にいたらどんな働き方をするか…についてはホソク部長が語ってくれた通りなのだが、ソクジンはどんな組織においても縁の下の力持ち的な存在になると思う。営業マンって、それこそある種の「まやかし」力でなんとかなったりするが、それだけの人は長続きしないんだよね。

ソクジンって実はかなりのシゴデキ人間。あんまりそれをアピールしないだけで、いつもサラッと涼しい顔でいい仕事をする。ARTIST-MADEの時もプレゼン力が突き抜けていた。花郎のOSTも、あのドラマと何の関係もないソクジンの声があの歌を良くしていたし、結果ドラマの印象を上げたのではないか?(と、花郎を途中脱落した私が語って大丈夫だろうか)

ちなみに、サヤをプロキュアメントにしたのは、法人営業したことない方はご存知ないかもしれないが、プロキュアメントの人々(特に外資)って本当に怖い人が多いからです…。いや、怖くない人も全然いるんだけど、確実に他部署に比べて怖いです。先輩Yは私がトラウマレベルで大嫌いだった某企業の方からお名前お借りしました…。彼女を超えるアクの強い人物に私は会ったことがない…。

4. 名脇役たち

当初このお話にメンバーを出す計画はなかった。が、ホソク部長と後輩グクを出して、パンPDニムまで出したら楽しくなってきて結局全員を登場させた。結果、ストーリーに味が出て面白くなったのではないでしょうか。

実は、サヤの年齢がバレてふたりが仲良しラブラブになったあたりでもう話を収束させようかなと思い、サヤさんに「そろそろ終わりに向かうけど最後に何か希望ある?」とヒヤリングした。サヤさんはいくつか希望をリスト化してくれて、その中に「ジミンみたいな人に揺れるけど結局仲直り」というのがあり、私は俄然やる気が出た。

当初はジミンと黒川さんが実は共犯でサヤソクを仲違いさせようとする、という構想をしたのだが、私はジミンを描き出すとジミン愛が炸裂するという癖があるらしく結局その案はPC打ち始めてすぐにボツとなった。

なお、コメント欄でホソク部長のスピンオフを…とリクエストいただいたのだが、私の好きなnoteの書き手さんであるdamiさんがやってくれるそうなので今めちゃくちゃ楽しみにしています!

もし私がスピンオフを書くのなら、サヤソクの結婚式で出会ったてつおと黒川さんのお話、かな。このふたりはなんかお話広げられそう。結構コメディタッチでw(でもやらないよ)

5. 胸キュンシーンとか好きなシーンとか

このお話を読んでくださった方に是非お聞きしたいのですが、みなさんはいつのどのシーンで胸キュンしましたか?または特にお気に入りのシーンはありますか?(今後の参考にしたいので是非コメントください!)

ちなみに胸キュンではないのですが、私が脳内で映像化して特に気に入っているのは、①ジンくんと後輩グクがオフィスビルを颯爽と出ていく場面(だって絶対カッコいいでしょ)、②ジンくんが黒川さんにベッドに転ばされそうになった時、ユンギとの押し相撲の時みたく90度反った上体を元に戻す場面、③てつおの家が遠いのを知ったソクジンが「やー!なんなんだこいつは!」って怒る場面です。

アイドルファンの中にはもしかしたら女性とのキスとかラブシーンを連想させる描写とかが苦手な人もいるかもしれないので、毎回その手のシーンを描く時に(これでも)躊躇したりするのだが、私はやはり、男としてカッコいいと思っている推しに対してsexually healthyでいてほしく、推しに万が一見られても失礼にならない程度には今後もちょいと大人めなシーンを入れていきたいと思っております。だってあんなにカッコいいんだもの…純潔とかは私嫌です。

・・・

さて、3/1から始め、ライブ除き平日毎日ちゃんと更新し続けました!誰か褒めて!(いや、褒めなくていい)

いつもスキ♡を押してくださる方、コメントを下さる方(本当に大感謝)、note非会員なのに毎度グッドタイミングでスキ♡押してくださる方(何者なのかめちゃくちゃ気になりすぎて私の中で「あしながおじさん」と呼んでいます)、そして上記どれもしてなくても続けて読んで下さった方、本当にありがとうございました!1ヶ月、めちゃくちゃ楽しみました!!

ここから先は

0字
第一話と執筆感想文は全文無料公開しています

船上パーティで出会った王子様みたいな年下男子キムソクジンとの恋。全21話(2022.3〜連載)

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?