見出し画像

自分に興味を持つ

「あなたはどうしたい?」「あなたはどう思う?」って聞かれると、焦りませんか。

私は、何か答えなくちゃいけない、早く答えなくちゃいけない、変なことを言ってはいけない、この人の期待に沿う回答をしなくちゃいけない…などなどが頭の中をグルグルして、真っ白になります。

お気付きですか、「あなたは?」って聞かれているのに、相手の顔色だけを気にしている事に。

「私はこれがいい!」「私はこうしたい!」と言ったら、怒られたり殴られたりしていたので、私は早々に諦めました。
小学生になった頃には「これを言ったら、この前、お母さんが怒ったからこう言おう」と考えていました。
ただ、母は気分のムラが激しかったので、同じことを言っても平気なときとダメなときがあって、よく混乱してました。

母が言っていたのですが、私が赤ちゃんのとき、泣いても放っておいたら泣き止んでたから、そのままにしていたそうです。
泣き止まないときは足で転がしていた、と。
赤ちゃんの頃から諦めるように育てられてます。英才教育。

だから、とにかく他人の顔色を伺う。
小学生で いじめにも遭う ようになったので尚更。

おひげくんと付き合い始めて、
「本当にそう思ってるかは分からないのに、“この人はこう思うだろう”って勝手に決めつけるのは失礼だよ」
と言われて、29年間、そうやってコミュニケーションとってきたんですけど、どうすれば…!?と悩みました。

少し言えるようになった頃に、「聞いてすぐに答えを急かされるは嫌だ」と言ったら、
「あの間は自分の考えをまとめてるとかじゃなくて、どう言ったら相手が喜ぶかを考えてない?」
と返されて、しっかりバレていました。

カウンセリングとか安心して話せる場所で、とにかく話して
好きなものとか簡単なことから、自分で自分にたくさん聞いて、ノートを書いて…
やっと、「あなたは?」の質問に答えられるようになりました。

カウンセリングも最初はカウンセラーさんの顔色を伺ってしまって、「自分に集中できるように、対面じゃなくL字で座るようにしてるんだけど、きよさんはずっと私を見てますね」って言われましたけどね!

でも、コツコツやってきた結果が 彼女お休み宣言 だったり、コンサルを申し込んでみたりっていう行動になっています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?