見出し画像

やる気のある無能はいらない

この言葉をネットでたびたび見ては違和感を感じていた。
さらには、共感する人々を見て、さぞや仕事ができる人たちなのだろうなと思っていた。

私は、どちらかと言うと、仕事ができなかった。

しかし、悔しかったので努力を積み重ねた。
本を読む。先輩に聞く。T2の時には、主任の言動と子どもの反応を観察する。休みの日に来て練習をする。表情が硬いと言われた日には、夜中の教室で反射した窓ガラスに写る自分の表情を見ながら話す練習もした。
仕事ができるようになったかはわからないが、今の自分は、過去の自分よりは幾分かはマシになっただろうと思う。

自分が劣っていると感じるならば、人より努力をするしかないのである。
人より練習し、人より本を読み、人より学ぶしかない。
少なからず自分はその方法しかわからなかった。
しかし、間違いなくそれは自信に変わった。
そして、自信がつけば、行動が変わる。

思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それは、いつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それは、いつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それは、いつか運命になるから。

マザー・テレサ

マザーテレサの言葉は間違いないと思う。
やる気さえあれば、幾分かはマシになる。

しかし、有能であると勘違いした無能にならないように気をつけねばならないなとは思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?