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教員採用試験対策③ 面接編

①と②は下記の通りです。



教員採用試験の面接には、集団面接と個人面接があります。このどちらかか、集団討論という名のもと行われるケースもあります。

集団面接の順番について
集団面接では発言権を一番を勝ちとれとかいろいろと言われますが、何も一番である必要はありません。
一番に言うメリットとしては言いたいことが他の人と被らずに言える安心感が得られる一方で、デメリットは、後からこれを言っておけば…と後悔する可能性もあります。
このメリットとデメリットを考えた上で発言する必要があるでしょう。

①できる自分を演じる
あっているかなどうかなと心配になるのは当たり前です。ですが、できる人を演じましょう。人は見た目が9割です。
面接で大切なのは意見だけでありません。喋り方、目線、姿勢すべてがポイントです。特に喋り方は、ハキハキと伝える必要があります。「うーんと」「えーっと」ではなく、間を空ける。言葉が出なければ、「少しお時間をいただけますか」と伝える。何でも流暢に言えることが「できる」姿とは限りません。自分が不測の事態に陥った時に冷静に伝えられる姿も見られています。

②自分なりの型を用意する
教員として大切な資質とはなんですかと聞かれた時
私は大学時代にボランティア活動で、⚪︎⚪︎をしました。そこでは、××が〜で、と言われても何の話だかわからなくなります。
ですから、先に結論を述べる方法が有効です。私が教員になって提案したり、意見を言ったりする時にも大切にしています。

私が大切だと思うのはAだと思います。
何故ならばBという経験をして、Aの大切さに気付いたからです。Bの体験では、特に

というように伝えることで、この人は、「今からAについて話すんだな。これはその理由か」とわかりやすく伝えることができます。

A(主張)
B(理由)
だから、Aだと思う。

このようなイメージです。

③教員として何がしたいのか思いを整理する
子どもに関わりたい。自信をつけたい。など、これも理由としては悪くないでしょう。
しかし、何故、上記のようなことをしたいのかを、さらに掘り下げる必要があるでしょう。

何故、自信をつけたいのか。関わってどうしたいのか。
自分がそうしたいからではなく、子どもにどうなって欲しいのかという願いが前提です。それが叶うかは考えなくても良いです。叶うかどうかなど見られる対象は、教員や講師として経験を積んでいる人です。学生や教員経験のない人は、夢を語れば、それで十分です。

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