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教員採用試験の対策② 授業指導 場面指導

筆記や私の採用試験の結果などはこちらです。

今回は、場面指導です。緊張しますよね。現場に出ていなければ尚のこと緊張するはずです。
当時、先輩から、受験者を子どもに見立ててとか、いろいろと言われましたが、よくわからず…というのを思い出します。
現職で場面指導となると、少し緊張は和らぎます。なぜなら、いつもの自分を出すだけだからです。

とは言え、今は新卒でチャレンジする人が多い時代です。
そこで、今回はその前提で対策をお伝えします。

種類について

私が経験したのは2パターンです。
1つ目 面接官が子ども役
2つ目 子どもがいる前提で指導

1つ目は非常に当たり外れがあります。
面接官が引っ掻き回すタイプかもしれません。
ちなみに、私の担当はそうでした笑
この場合は、引っ掻き回す発言を受容し過ぎると、めちゃくちゃになるので適度に反応する必要があります。最初は反応しつつ、授業や場面を進めていきます。

2つ目はやりやすいです。
自分でシナリオを作れば良いのですから、落ち着いた学級や都合の良い子どもの言動を作り、その前提に指導すれば良いのです。しかし、後で、どんな学級や子どもをイメージしたのかを聞かれることがあるので、具体的なイメージを持って挑む必要があります。

場面指導ポイントについて

①自信をもってやり切ること
ついつい自分が言っていることがあっているか心配になります。しかし、その気持ちの揺らぎが指導する言動に表れます。面接官にもそうですが、現場でも子どもたちにその雰囲気は必ず伝わります。オドオドした先生の話など子どもたちが聞く気になるはずがありません。逆に、堂々とした態度で話す先生がいれば、ちょっとは聞いてみるかとなるものです。
ネットや本にある台本を参考にするのはアリですが、丸暗記して挑むなんてのはもってのほかです。「えーっと、何て言葉を言えば良かったかな。」なんてことに陥ります。ですから、子どもたちにどうなって欲しいのかという願いのもと、指導するのです。
間違いを指摘されても「教えてくださってありがとうございます。学校で同じような場面を指導する際は、その点に留意して指導していこうと思います。」と言えば良いのです。むしろ、学校現場なんてものは、そんなことの繰り返しなのです。
それに学生に100点の指導など期待するはずがありません。現場の先生ですら、100点なんてとれるはずがありません。(そもそも価値観の世界です)たまにとんでもなく切れ味のある指導をする新卒の先生なんかがいますが、その人は特別です。
であれば、自信を持ってやり切れば良いです。

②受容し、合意形成を図ること
場面指導は時に保護者対応が入っていることもあります。児童だろうと、保護者対応だろうと大切なのは受容することです。面倒だなとか正論を振り翳したところで、絶対にうまくいきません。
児童で言えば、どうしたかったのかをしっかり受け止めた上で、次どうしていくか考えていきます。
保護者で言えば、例えば、怒鳴ってきた場合だろうとなんだろうと、まずはしっかり聞きます。そして、対応がまずかった場合や気分を悪くさせてしまったことへの謝罪の言葉は必要です。なんでもかんでも謝れば良いというわけではありません。しかし、気分を害するような状況にしてしまったのであれば、そこに教師としての対応のあまさや責任があります。その上で、こちらの意図を伝えれば良いのです。
いずれの場合も、大切なのは合意形成です。できることできないことをなんでもわかりました。と言うのではなく、学校全体に関わることについては管理職に相談の上、折り返しお伝えしますのような切り返しも必要になるでしょう。

③正しい知識を身につけること
とくに模擬授業をする時に関わるかもしれません。指導する時に何をねらいとするのかや、どういう流れでその学習をしているのかを知っておかないと自信を持って指導はできません。本や教科書を見て勉強しておきましょう。

後半は息切れしました笑
何かあればお気軽にお声掛けください。

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