KIGIと百草 into the field 06 〜多治見おすすめスポット 1〜
22.04.30
初日があけ、植原さんと小泉くんは一足先に帰京。良重さんと私は、薗部さんとともに残って、2日間の在廊。
ひとまず初日を迎えられ、右肩半分位は肩の荷がおりた私たちは、次の日の開廊前に少しだけ、百草近辺のスポットを安藤明子さんのナビゲートのもと巡る事に。幸いにも良いお天気。
最初のスポットは、緑に囲まれた坂道を下った先にある「永保寺」。通常知られている参道はきれいに舗装されていて、あまり味気がないらしく。虎渓公園の脇から下れるこちらの道がお薦めと連れられて行った道は、木々から差し込む光が幻想的。枯葉が敷き詰められていて、昨日の雨で少し滑りやすい。私はあちこちに目をやりながら説明してくれている明子さんの足元が気になって仕方ない。ツルッといきそう。
帰り道、竹林を歩いていると筍を掘っているおじさんとおばさんが。面白そうに眺めていると「持っていく〜?」と植わっている筍の頭を見つけて鍬で掘り出してくれた。
続いて、永保寺の近く、カトリック教会のある「神言修道会多治見修道院」。車だったら永保寺から3分くらい。
お庭には綺麗なお花や、葡萄畑。ここで採れた葡萄でワインも作っているそう。教会内は写真撮影禁止だったけれど、私はあまり見たことのない鮮やかな彩色の内装や、10種類の寄木細工の副祭壇が美しかった。
建物内にお土産の買える売店もあって、私たちがキャイキャイ選んでいる間に、良重さんは裏にお花を撮りに行っていた。良重さんはお花が本当に大好き。
すっかり観光を堪能してしまって、おまけにお昼ご飯用の五平餅まで仕入れて、開廊時間を30分オーバーしてギャラリーへ戻る。
午後には、薗部さんも帰られて、私と良重さんだけ居残り。ひとり、ふたり、と減ってしまって何だか寂しいね。と言いつつ、2日間の在廊ですっかり疲れてしまって、閉廊後にガラガラを持って新幹線に乗る気力もなく。
もう一泊させてもらって、明日ゆっくり帰ることになった。
(百草はギャラリー裏にゲストハウスがあって、私と良重さんはそこに泊めてもらっていた)
翌日また少し散策した多治見駅近辺のスポットはこちらでご紹介。
「KIGIと百草 into the field 07 〜多治見のおすすめスポット2〜 」