僕の作業中のルーティン

作業をしているときに無音が良い派か音がないと嫌派で分かれることがあるが、僕は断然後者だ。酷い時は音楽を流しているのにまだ他の何かを流したくなる。よほど落ち着きがないんだろうなと感じる。作業に集中するためにかける音楽に集中できなくて、フィットするBGM探しに骨を折る時もある。自分でもがっかりするが、落ち着かないんだからしょうがない。もっとスマートに仕事ができる人になりたい。

たぶん、何かしらの症候群的なものだと思う。いや、なんでもそんなことが解決策になると思ったら大間違いだ。甘えなのかもしれない。もう分からない。なんでもいい。なんでもいいけど、とにかく作業中は音が欲しい。人の会話が聞こえてきたらもう集中なんてできたもんじゃない。カフェだと、声の大きいおばさまの会話とかが入ってきたりするし、ファミレスだと自分たちが主人公!と言わんばかりの若者たちのバカ笑いが聞こえる。ペースを崩された気分になる。なんてワガママなんだろう。嫌なら家でやればいいのに。家は家で「気持ちが入らない」とか言い出す始末。救いようがないかも知れない。

この気持ち、この世のどこかに、いや、もしかしたらそこら中に共感してくれる人がいるはずだ。

そんな僕がたまにやること。
Apple Musicのプレイリストをランダムに選び、知らない曲をひたすらかける。
知らない曲だから気持ちを持って行かれることもなく、作業に集中できる。

その上、偶然お気に入りの曲と出会うこともある。
聞いているに気に入った曲も出てきたりして、即保存。「あれ?なんかこのアーティストの名前、前にも見たなぁ」と調べていたら、前に保存した曲も同じアーティストだったりする。偶然の一致が嬉しい。
「へぇー、この人他にはどんな曲出してるんだろ?」「あ、ココとココで曲出してるんだ!」「はいはい、このレーベルね。てことはあの人のトラックかな……?ほらやっぱり!」「あ、じゃぁMVはあのディレクターの可能性が高いな…。うわ!まじか、そっちか!そうきたか〜すげぇな、このディレクターも仕事の幅広いなぁ〜」

…と、気づいたら脱線してしまう。
毎回反省。学ばない。

20代の頃は正直こんなルーティンが多くてなかなか集中できない日があった。
今は昔ほどじゃないが、たまにこんなルーティンに陥ることがある。だから気をつけないと。

だいたいこういうルーティンに陥る時は、少なくとも僕は、仕事(作業)の方向性が見えてない時に多い。

脚本を書く時とかは、燃えるような気持ちのまま進める時もあるし、いくら一生懸命考えても一文字も進まない時がある。
職業作家さま達から言わせると「そんなのプロでもなんでもないよ」のひとことなのかも知れないけど、悲しいかなぁ自分は波に抗えない。波に抗えないって書くとちょっとサーファーっぽくていいなぁ。かっこいいなぁ。

「自分、波に抗えないんですわ」

お。いいね。今度からこう言って乗り切ってみようかな。友達減るな。やめておこう。

まぁそんなこんなで仕事のペースって人によってあると思ってて、自分は今のところ熱しやすく冷めやすいタイプだから、持続力だったりコツコツだったり、ちゃんと準備するだったりを大事にしたいなと思うわけである。
自分の弱い心に打ち勝つ術を日々探しているし、世の中で結果を残している人はこんなレベルの弱さはとうに越えている人だと思う。

そんな人たちとこれまでも、これからも同じ土俵で競うことになる。このままずっとボロ負けじゃいけないから、少しでも早く克服して、打ち勝つ心を身につけたい。

あれ、なんの話をしてたんだっけ?

よくある、話しているうちになんの話がしたかったか分からなくなるやつ。

今日がその【たまに知らない音楽をかけてみる日】だったから、おかげで集中してこの記事を書くことができた。

飽きない環境を作ると仕事(作業)が捗ることが、これを書いてみて分かったぞー。

引き続き探求。探究。

(…あってるのどっち?)

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