Syd Barrett – Barrett
ピンク・フロイド初期の中心メンバーだったシド・バレットの、70年発表のセカンド・アルバム。
ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアとリチャード・ライトが手伝っている。ギルモアはシド・バレットの友人で、シドの不調とともにピンク・フロイドに加入、その後バンドの中心となったのは知っての通り。
チャート上では1stアルバムのような成功を収めることはできなかったが、サイケデリックアルバムとして非常に高い評価を受けており、全体としてよくまとまっていて、こっちのほうが聞きやすく多くの人に受け入れられる作品だと思う。
例えばビートルズのサージェント・ペパーズのように明らかにドラッグの影響を感じる音ではなく、全体としての緩やかな感じやシドの浮遊感ある歌声、メロディが非常にサイケデリックで、聴いているうちに聞き手の脳味噌が異次元へワープする、そんな感じ。最高だ。
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