お笑いにツッコミは

必要か?

いや、わたしは必要だと思っとるよ!


先日「お笑いにツッコミは必要ない」と仰るお方を見かけました。

わたしとはお笑いで「何が見たいか、望んでいるか」の思想が違うのだと思いましたので少しだけ考えていることを。

わたしはお笑い、特に漫才はコンビの対話が一番の魅力だと思っています。それぞれの人間性が生かされますし。
ステージ上で他の場面、、ラジオ番組のノリ、ロケ、仲良し・不仲云々が出てくる芸風の方が楽しめて好きです。二人であるからこそツッコミの人が世話を焼くツッコミだったり引きずられていくものであったり面白い(^^)


面白さとしてはボケだけでも十分かもしれないということは否定しません。
わたしだってボケの時点で頭フル回転しているのでその場面での意図、面白さは瞬間的に汲み取れます。ツッコミがくる前にふふっと笑いかけてしまうタイプかもしれません。

ただツッコミがあることで一つの解釈に限定されること、確かに言えるかもしれないのですが、ツッコミは単なる反応なのでは?と思います。ネタ自体はボケとツッコミで構成されている一つの作品ですが、他にも想像の余地は残っています。含有する意図を深く考え、これは何を伝えたいのか、意図しているのかなどわたしは気になって仕方ないです。

ですが私は客であり演者は待ってくれません。その場を回収しなければ終わりませんし滑る可能性も無きにしも非ず。(本当に滑っているかもしれない)

また、客側に想像力が働いてもそれを収束させ(回収し)ないとしっくりこないものがあると感じます。

お客さんの感性はそれぞれです。
でもお客さん一人一人は笑うことしか反応できない。ステージの上で言語化してくれる代弁者となってくれるのがツッコミの人の一つの役割ではないかと思いました。それに同調することでより一体感が高まる。
これです。

ピンの人はボケの垂れ流しでいいと思います。ピンだからです。当たり前でした。

漫才は二人の会話から成り立つところの面白さを鑑賞するのでやっぱり必要だなあと思いますね。

会話しているのに片方が無視しているのを見るのは嫌です。

結論:二人の対話を楽しむことを目的にしているわたしには必要。


お笑いにハマってみて四か月。

漫才は頭フル回転させて気軽に爆笑できる。最速で笑えてます。

またいい気分転換になるなと最近感謝しています。

ありがとう推したちよ。


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