あの駅ビルにお店を出すにはどうすればいい?
お店を出そうと思ったら立地がだいじ!というのは耳タコレベルで聞いていることかと思います。実際、お店は立地と前面通行量によって売り上げが大きく変動します。
だからこそ、商業施設などの集積型店舗では集客効率が高まり、結果として高い賃料で出店しても売上を達成して営業できるお店が多いワケです。
逆に言えば、賃料が安いからといって集客に不利な裏路地の雑居ビル2Fなんかの目立たない場所に出る場合、それ相応の戦略と目立たないからこその営業方法を考えなければいけません。
では、立地として最高に売上の取れる場所ってどこだと思いますか?
これは少し前までは銀座の交差点あたりの日本一高い地価エリアなんかが言われていましたが、現在はちょっと事情が変わってきました。
現在、おそらく日本でトップクラスに売上の取れる場所はどこか?
それは、インフラです。つまり、JRの駅ナカであるエキュートなどのインフラ内商業施設だと思われます。
おそるべき集客力と回転効率の良さ
根拠の資料が手元にあるのですが、これは数字が公開できないヤツなのでぼんやりとお伝えすると、全国数十店舗展開している某専門店さんの国内売上トップが駅ナカなんですね。
ちなみにちょっと前に話題になったラーメンチェーンの一蘭の売上トップはアトレ上野店(JR上野駅の駅ナカ商業施設)来店客数は1日に平均1500人で月4万人超。単価800〜900円として月商約4000万円で年商も4−5億円近いそうです。
インフラ系っていうまでもなく交通網なので、集客力は尋常じゃないです。
さらに、インフラ内の商業施設を利用する人って途中下車なわけです。つまり長居はあまりしない。これは回転率が売上に直結するお店にとってはメリットが大きい。
唯一の懸念点は家賃の高さや、契約条件のシビアさなのですが、それは後ほど後述します。
それらのハードルを超えてでも、出れば売り上げをただき出せる可能性の高い商業施設への出店...
駅ナカに限らず、11月に開業する渋谷スクランブルスクエア、リニューアルOPENする渋谷PARCOなど、大型の商業施設はまだまだありますね。
ところで、そうした商業施設には、一体どうやったら出店できると思いますか?
もちろん、町の不動産屋さんにペラっと募集が貼ってある、なんてことはまずないですね。見たこと無いですよね?
こうした商業施設へ出店する場合、だいたい3パターンの方法があります。
①ビルのデベロッパーに口説かれる
②リーシング会社に推薦してもらう
③公募に応募する
今日は、この3つの方法それぞれのメリットやデメリットを説明しつつ、集客力のある施設への出店を目指す方法をお伝えします。
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