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まだ評価されていないモノを評価する意味

僕はインディーズな感じとか、まだ売れていない傑作とか、駆け出しの才気あふれる新人さんとか、そういう今はまだ評価されていないモノが好きなんです。

noteの新人さんを毎月1名だけ勝手にサポートして表彰しているのも、まぁ言ってみれば趣味半分なんですよ。

矜持...と言ったら少々オーバーなんだけれど、ポリシーというか、自分の中で何をかっこいいと思っていて、どういう自分でありたいのか?に近いかな。

みんなが良いと言っているもので、もちろん本当に自分にフィットするすごく良いものもあります。みんなが良いというから逆張りでディスるっていう思考はむしろダサい。

でも、どっちかといえばまだ誰もいいって言っていないものを、自分の目で判断して、これはいいゾッ!!!って推せることにかっこよさ=粋を感じるんですね。


評価の定まったものを評価することの意味

例えばなんですけどね、今って食べログとかAmazonレビューとかである程度スコアリングを事前に見られるじゃないですか?

それこそ人もスコアリングされるよ、っていうソーシャルスコアの話はちょっと前にも書いたんですけど。どんどんそういう、事前にスコアをチェックする社会になりつつあるじゃないですか?

個人的には、この「事前にスコアチェックしてから判断」っていうのは弊害も大きいなぁ...と思っているんです。

アンカリングっていって、要は最初に見たそのスコアに良くも悪くも引っ張られて、自分が判断するターンには評価の確認みたいな作業になってしまう可能性が高いからです。


例えば、炎上とか、フォロワー数とか、メディア露出とか、そういうのも一種のアンカリングですよね。

いつも炎上している(ように見える)あの人は、リアルであってみるとめっちゃいい人だったりするんです。

同じように、評価の定まったものを良しとする動き方では、評価の確認になってしまって、それだと再評価するのは自分である必要性ってなくない?と思っちゃうんですね。


結構前のだけど、ZOZOの田端さんの上記の株式上場にたとえたやりとりが的を得ています。


まだ見ぬ有望株を見つける楽しさ

で、話を戻すと、今はまだ誰にも評価をされていない、まだ見ぬ未公開の有望株を見つけるのってめっちゃ楽しいんですよ。

もちろんハズれるかもしれないんですけどね、これめっちゃいいよ!って言っている人の評価がハネると、自分も嬉しいんです。


まぁ、それからグングンと評価が高まって人気でちゃうと「おぉ、良かったな〜」って人気者になって囲まれるのをカーテンの影からそっと見守るような感じなんですけどね。

そういう意味でもね、フォロワー数とか実績とか関係なく、今作っているものが全てだと僕は思っているんです。

今まさに作っているものに!才能を!ビンビンに感じたい!
そういうのに興奮するタイプです。

あっ、興奮ていってもアッチじゃなくて知的興奮の方ですからね、勘違いしないように!


とにかく、まだ見ぬ有望株を見つけて大声で推しとして推しまくるってめちゃくちゃ楽しいので、みなさんもぜひハマってみてください。

そういう、褒め称えておすすめする文化がもっと育っていったら、何かにチャレンジする人が増えて楽しい世の中になるんじゃないかな?って最近よく思ってます。

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