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インド旅行計画段階におけるトラップの話<後編>in2023

まさかの続編。
どんどん愚痴っぽくなってる。すまん。


5.事前PCR検査に気を付けろ ※追記あり

2022年に海外渡航をする際には
出発72時間前にPCR検査を受けて陰性証明書を手にしないと
目的地での入国が認められないということがあった。
帰国時も同様。現地でPCRテストを受けて
陰性証明をアップしてからの日本への帰国だった。

が、2022年も終わりになるにつれ
各国がどんどん制限を撤廃し、
コロナ以前のように往来が可能になってきたのだが。

インドは逆行した。

2023年から、日本や中国といった特定の国からの来訪者は
出発72時間前のPCR陰性証明が必要になったとのこと。
渡航前に陰性証明のアップロードが必要になった。

時代に逆行したのはインドぐらいじゃないか?
早く撤回してほしいのだが、
多分私の出発までには撤回しないような気配。

このあたりのインド政府の動きは
日本とは比較できないほど即断即決なので
情報キャッチの感度を高くしておきたい。

☆追記☆
2023年2月13日午前11時より、
この事前PCR制度を再び撤廃とのこと。
相変わらず発表から施行までの期間が短いインド。
現場は大変だと思うけど、中央の偉い人は
「それは私の仕事ではない」マインドだからか。
そしてそのマインドに対する愚痴が↓

6.在日本インド大使館(東京)に気を付けろ

インド入国に際し、上記の検疫について不明な点があったので
東京にあるインド大使館に電話して尋ねることにした。
以下ノンフィクション。本当にあった怖い話。

まず、自動音声の案内に従い日本語か英語かを選ぶ。
私は日本語を選んだ。

その後、自動案内が続くのだが、
私が尋ねたい項目が自動音声にないので
「受付」の項目を選んで待つことにした。

しかし。

全然つながらない。
勝手に向こう側から切られてしまう。

ということで、鬼電。
負けるもんか。
どうせ高給取りの大使館職員は暇ぶっこいて
チャイでも飲んでるに違いない(偏見)

5回以上は鬼電をしたところ、
さすがのインド大使館も根負けしたようだ。
ようやく男性が応じた。なぜか英語だ。
おかしい。私は日本語の案内を希望しているはずなのに。
負けるもんか。

Can I speak in Japanese?(日本語でいいか?)
と聞いたら
Noと即答されたんだけど。
これが在日インド大使館クオリティですよ皆さん。
負けるもんか。

それで電話の相手が
Visa?と私の要件がインドビザなのか確認してきた。
違う。私はビザは取得済みだ。
検疫のことが聞きたいのだ。と英語で説明。

すると、担当者につなぐということで
次に電話に応じたのは日本語のできるインド人女性。

やっぱり第一声で聞かれたのはvisa?
よほどビザの件で電話が多いのか、
それともビザ担当者に私を早く丸投げしたいのか。

実はこれこれ・・・
と今度は日本語で要件を話すと速攻で遮られ、
それだったら日本人の担当者に代わると選手交代。
私は必要な情報をまだ何一つ手に入れていない。

3人目は日本人の女性。
実はこれこれこういうことで・・・
と話すと、担当の女性は
「ここではそれはわかりません」
という非常にありがたいお言葉を一言。

職場でどういう教育を受けるかにもよるけれど
客の要望に応えられない場合、
申し訳ございませんが等の言葉を添えるとか
そのような雰囲気を言葉の隙間から醸し出すとか
代替案を提案するとかいろいろあるとは思うけど、
インド大使館はいたって事務的。そんなの知らんと。

負けるもんか。

私は自分から代替案を提案し、代替案の可能性を尋ねてみたのだが
「ここではそれはわかりません」と
また同じ回答。感情も何もない明瞭簡潔な一文。
会話の相手は日本人女性のロボットか何かかな?
変なホテルの大使館バージョン。変な大使館。

まあインド大使館からすれば、インドの検疫のことなど
業務範囲外で尋ねられても困るのかもしれないが、
私も検疫のホームページ(英文)とかで情報を探したうえで
わからなかったから電話して尋ねたのだから
「ここに聞けばいいよ」等の助言の一つでもほしかった。

食い下がってどこに聞けばいいのか尋ねようともしたが
相手の女性のあまりに無機質な応対に不快感を覚え
会話をこれ以上続けるのも嫌になり電話を切った。
負けた。あきらめたから試合終了。

と、書きながら私も反省。
相手が日本人だとつい日本人的な応対を期待してしまうが
米系航空会社の日本人客室乗務員に
幾度となくその期待を裏切られ続けてきたのに
私はまだ学習していない。

外資で働く人は郷に従っているわけで、
自然とローカライズされるのはわかる。
だから、インド人に囲まれて働く日本人に
日本的なホスピタリティを期待してはいけない。

カーストが根強く残るインドでは
「それは私の仕事ではない」的な考えが自然だ。
そんな人に囲まれて仕事をしているのだ。
日本とインドの架け橋になるといった気概や理念を
インド大使館職員に期待してはいけないのだ。

競合他社がいない、独占状態の大使館だ。
そりゃマハラジャ商売になるよな。
今グーグルマップで口コミ見たら☆3.5だった。
私が星をつけるならもちろん☆1。




ま、インド旅行はトラップだらけという話です。
この記事をアップしている段階で
まだインドには行っていないのだが、
あまりの前途多難な雲行きに早くもため息。
本当に私は無事にインドに行けるのだろうか?


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