見出し画像

第4回 新型コロナウイルス感染症特別貸付の面談、注意点

郵送などで申請の申し込みをしたあとに日本政策金融公庫の方から連絡がきて面談という流れになります。
基本的には窓口での面談になりますが、特別な事態ということもあって面談の代わりに電話で15-20分くらいで済む場合もあるそうです。


事前準備

実際に面談された方の話によると今回の特別貸付以外に融資を受けているものや、その元金の合計がどれくらいかを聞かれることがあるようですので事前に調べておくのが良いでしょう。


面談のポイント

面談時のポイントは大きく分けて2つ
・お金の使い道
・中長期的に業況が回復する根拠
についてです。


お金の使い道

 コロナウィルスがどれくらいで収束するのかはわかりませんが、目安として来年オリンピックが開催されると発表されていますので、例えば1年間で収束するとしてその間会社を維持するためにはこれだけのお金が必要ですといった何故それだけのお金が必要なのかという説明ができる必要があります。

また、コロナウィルスが収束してすぐ明日から今まで通りの営業が再開できるわけではありません。いつからいつまでの期間は通常時の何%くらいの売上と予想して、融資がなくても通常通りに営業できるようになるにはこれだけの期間はかかるだろうだから返済期間はこれくらいにしたいという理由が必要になるでしょう。据置期間がある場合はそれを使う理由も用意しておいた方が良いでしょう。


中長期的に業況が回復する根拠

 売上が戻るまでの間はこんなことをやってV字回復を目指したい、もしくはオンラインでの仕事にシフトして売上を回復させたいというような回復が見込める説明も用意しておきましょう。


その後の流れ

 面談が無事通ると1-2週間で申込用紙が届いて返信したものに不備がなければ2週間くらいで振り込まれるようです。

最初の申込からだいたい1-2カ月がおおよその目安になりそうですので早めに申込ましょう。


次回は新型コロナウイルス感染症特別貸付についてです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?