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この1年、私が経験したこと

私は明日が誕生日です。また1年間、生き延びることができたということなので、誕生日は何歳になっても嬉しい事です。
そこで、この1年間に私がやったこと、やり始めたことを、思いつくままに書いておこうと思います。


初の海外旅行でトルコに行った

昨年9月にトルコの遺跡ツアーに参加しました。
経緯はこのノートに書きました。

色々大変だったけれど、行けてよかった。念願のトロイアはもちろん、エフェソスもハットゥシャシュもアッソスも全部すばらしかった。

トロイア遺跡。幾層にも積み上げられた石垣が歴史を物語る。


帰ってきたときは、これで海外旅行は終わりかな、と思っていたけれど、今年9月、ついに一生の憧れ、ギリシャに行く予定です。

第9市民演奏会に参加した

今年3月、当市の新しい体育館で開催された交響曲第9「合唱」の演奏会に、ソプラノとして参加しました。

数年前、体育館の完成記念イベントとして開催予定で、練習にも参加していたのですがコロナ流行により中止となっていました。

月2回、半年程度の練習でしたが、楽しく参加でき、本番では練習の時以上に上手に歌えたような気がします。

会場の体育館(準備中)。私は2階席左手の一番前の列で歌った。


インタビューを受けた本が出版された

オンラインの「自閉文化を語る会」というグループに参加したご縁で、同じ発達障害者である横道誠氏のインタビュー(オンライン)を受け、それが今年初めに出版された同氏の著書「発達障害者は〈擬態〉する――抑圧と生存戦略のカモフラージュ」に掲載されました。

とても気持ちの良いインタビューで、今まであまり人に言わなかったことも話せたと思います。それ以降、「自分はもっと”自分”のままでいいのだ」と思うようになりました。


市議会議員選挙で候補を支援した

今月行われた当市の市議会議員選挙で、過去2期議員を務めながら前回惜しくも次点だった女性候補の応援をしました。

地方議会議員の選挙は、ひとりひとり地道に支持者を増やしていくことが最も大切ですが、私はコミュニケーションが苦手で、それはあまり貢献できません。

代わりに私の得意なPC作業(選挙はがきやビラのデザイン、宛名書き、紹介動画の作製など)で支援しました。紹介動画(限定公開)は初め息子に作ってもらい、教わりながら自分でも作りました。

候補は無事当選しました。今後4年間、活躍を期待しています。

コロナに感染した

トルコ旅行から帰ってきたすぐ後に、コロナに感染しました。
幸い軽症で、と言っても39度台後半の熱が出ましたが、自宅療養ですみ、家族も発症しませんでした。これといった後遺症も今のところないようです。

ワクチンはできる限り打っていましたが、旅行後で体力が落ちたことが発症につながったのではないかと思います。

夫と能登半島に旅行した

夫とドライブで泊りがけの旅行に行くことはこれまでにもありましたが、ここしばらくコロナの流行もあって行っていませんでした。

自分のコロナも治った昨年初冬、旅行を計画して和倉温泉に1泊しました。
能登にしたのは、夫がかつて行ったときに和ろうそくを買って、それが気に入っていたのでまた買いたいと言ったからでした。

和ろうそく店の店内。本当に訪ねてよかった。

泊まった翌朝訪ねた七尾のろうそく店は、とても素敵なお店でした。能登で和ろうそくを作っているのはその1軒だけだという話でした。

年初めに鬱になった

私は双極症で、年にもよりますが比較的秋から冬にかけてうつ状態となり、年明け近くに躁転して軽躁状態になることが多かったのですが、今年は1月1日に能登半島で大地震が起き、翌日は飛行機の衝突事故、そのあと義兄が倒れるなど、神経の張りつめる出来事が重なりました。

特に能登の地震は自宅でも相当に揺れ、そのあともかすかな余震を感じるたびに緊張していたため、かなり疲れて晩春の頃までうつ状態が続きました。
ろうそく店の様子も恐ろしくてなかなか確認することができず、だいぶたってようやく仮店舗で販売を再開したことを知りました。

「『本家日記』を読む会」の活動

江戸時代後期に当地で名主を務めた中条唯七郎が40年にわたって書いた「本家日記」の翻刻が昨年夏に発行され、これを月1回ゼミ形式で読んで現代語に訳していく会に参加しています。

ちょうど天保の飢饉の頃、松代藩の領地で著者たちがどんな生活をし、何を考えていたか、読めば読むほど面白く、ずっと続けたいと思っています。

「発狂ホメロス読書会」への参加

先月から、オンライン(スペース)で行われている「発狂ホメロス読書会」という面白い会に参加しています。

週1回、各自酒杯を傾けながら青空文庫にある土井晩翠訳「イーリアス」の担当箇所を朗読するという会です。
大好きな古代ギリシャの叙事詩イーリアスを、大好きな七五調の韻文で気楽に朗誦するという、贅沢な時間を楽しんでいます。

土井訳は旧字旧仮名遣いで難読な漢字もありますが、音読すると不思議と意味も解ってくるのが原詩を彷彿とさせます。

久々にアンズジャムを作った

我が家には樹齢30年ほどの杏の木が1本あり、実がなる年にはジャムやあんず酒を作ってきました。
今年は久々によく花がつき、実もずいぶんなったので、ジャムを作ることができました。長期保存できます。

6.5㎏のアンズの実から大小12本の瓶に詰めました。ラベルは耐水性フィルムで自作。

当地ではアンズの木はありふれていて、どの家でもこうして加工して楽しんでいます。遠くの友人にプレゼントするとたいそう喜ばれるので、楽しみの一つです。

さて、まもなく私の誕生日です。
この記事もこの辺にして明日からの1年をまた楽しみにしたいと思います。




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