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60代ASD、初の海外(トルコ)に挑む(2)旅支度


出発まで

何しろ初の海外旅行、それも長期、まずは必要なものをリストアップして調達、と並行して体調を整えようと思ったものの、この夏の暑さに散歩すらろくにできず、よかったのは虫歯治療に行けて顎関節症が見つかったことくらい。

あっという間に出発日が迫り、代金を振り込み、レンタルしたスーツケースが届き、事前研修会で昼・夕食費用に用意せよと言われた米ドルの入手方法に悩み、リストのチェックにあたふたしながら当日はバスで羽田へ。長距離バスやリムジンバスは荷物の積み下ろしをしてもらえるので快適だった。

空港について米ドルを購入。まとめて支払う分は別として、細かい持ち方がわからない(事前にさんざん悩んだ)ので窓口の人に提案してもらった。
早めに到着できたが、搭乗口がなかなか表示されず、空港内が広くてそれだけでも疲弊したが、興奮で自分では気づいていなかった。

旅行中、持ち物についての気づき

ガイド本等のすべてが「パスポートなどの重要な品は体の前に着けて外から見えないように持て」と指示していたので、私は専用のウェストポーチを購入してパスポート、スマホ、カード、現金、スーツケースのカギなどを入れた。もちろんどれも失うようなことはなかった。

しかし、スーツケース・機内持ち込み荷物(ロストバゲッジのため1日分の着替え等が入っている)・手回り品(いつものショルダーバッグの代わり)・ウェストポーチと、持ち物を4つ管理するのは私には難しく、何がどこに入っているかいつも混乱していた。

また、空港ではパスポートの提示回数が多く、そのたびにウェストポーチを開いてパスポートケースからパスポートを取り出すのは、不器用な私には手間のかかることだった。何事も初めてであるという緊張もあって、私は初めからもたついていた。

長距離飛行

羽田→イスタンブールは12時間を超す長時間のフライト。もちろん初めて。
羽田はひどい雨だったが飛行機は問題なく離陸し、1回回ってレインボーブリッジを下に雲の中へ。フライト中はほとんど現在位置の画面を見ていた。
窓側だったが、通路側の2人は同じツアーの人で色々話しかけてくれたり、食事の注文をそれとなく助けてくれたり。
とてもありがたかった。


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