60代ASD、初の海外(トルコ)に挑む(15)トロイア1
昼食とランチョンマット
そんなわけでトロイア遺跡近くのレストランで昼食を取ったの時には14時を回っていた。まあ、このツアーで昼食が遅くなるのは珍しくはないが、心はトロイアへと奔っている。
紙のランチョンマットが素敵な絵柄だったので、汚さないうちにと引き抜こうとしていたら、お店の方が新しいものをくれた。(撮影は後日自宅で)
昼食を取りながらランチョンマットの図柄について周りの人たちと話す。もうそれだけで楽しい。
トロイア博物館
この博物館は2018年にできたばかりで、収蔵品もそう多くないという話だった。遺跡と博物館の入場時間の都合で、こちらを先に見ることになった。
入館前の長いエントランスにあるガイダンス。わかりやすい。ほかにも一部出土品などが見られる。
内部は広く、展示は思いがけず充実していた。そして名だたる遺跡であるため訪れる観光客も多いのだろう。解説や動画なども工夫されている。
それにしても時間が限られているのが惜しい。私はとにかく館内を巡って写真を撮りまくった。
出土品
解説
「イリアス」では、城内の自室で機を織っていたヘクトルの妻アンドロマケが、外から聞こえてくる騒ぎを耳にして夫に何か起きたことを悟り、はたと「杼(ひ)」を取り落とす、という実に印象的なシーンがある。
まだまだ見ていたかったが、これでは遺跡本体に行きつけない。ミュージアムショップにまだ図録がないことを残念に思いながら、博物館を後にした。
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