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閉鎖的な空間から出よう

 閉鎖的な空間。

 学校でも職場でも、毎日同じ空間で同じ人と過ごす。

 そんなごく当たり前の光景ではあるが、その空間の中では一体何が起きているのか❓

 「いじめ・嫉妬・人の悪口・パワハラ・うつ病…etc」挙げればキリが無い。

 誰もがこのようなことを見たり経験したりしたことがあるのではないか❓

 やられる方はもちろん気分が悪い。やっている方は罪悪感を感じる人もいれば、逆に感じない人もいるだろう。

 僕もそうなのだが、閉鎖的な空間にいるとその中が世間だと錯覚してしまう。
するとどうなるか。

 その中にいる人の行動言動が気になってしょうがなくなる。そこから良い方向に行けば楽しく過ごせるが、変な方向に曲がると上記のようなことが起きる。

 僕の職場はスーパーマーケットであるが、お店という箱の中には規模にもよるが何十人何百人という従業員が働いている。そしてその中では上記のようなことが日々起こっている。

 なぜ起こるのか❓

 それは、お店の中が閉鎖的であり狭い空間で毎日同じ人間と働いているからである。毎日毎日そこにいると、色々な人の感情が交錯して激しい対立が起こる。

 職場だけでなく、学校でも同じことが起こる。教室という狭い空間で毎日同じ人と過ごし、教室の中を世間だと錯覚し、いじめが起こる。教育現場からいじめがなくなることは永遠にないだろう。

 では、どうすればいいのか❓

 答えは簡単だ。その空間から出ればいい。

 しかし、いきなり次の日から「じゃあ明日から出て行きま〜すwww」というわけには行かないだろう。それはあまりにも非現実的過ぎる。

 職場を離れるなら転職を決めてから。学校を変えるなら転校の手続きをしてから。すぐには変えられない。常日頃から準備をしておこう。

 閉鎖的な空間に長くいるとよくない。自分自身の思考や視野が狭くなり、ロクなことがない。環境を変え、常に空気の入れ替えをする。そうする事で自分自身の人生をより豊かに生きて行くことが出来るのではないだろうか。

                                 Takuya

 Mihoko先生に質問です。

 Q:先生は、今メキシコにとても恋をしているように見えますが、どうして日本から出てメキシコに行くのですか❓そして、今の日本人は日本から出てどのようなことをすることが大事だと思いますか❓

A:これまた刺激的な質問をありがとうございます。
その場所から逃げる・・・、なんともネガティブな雰囲気を秘めていますが、逃げるとは能動的で突発的な勢いのある人間の行動と思いませんか?
ネガティブな雰囲気を一変させるためには、Takuyaさんが言うように“準備する”という行為が鍵のようですね。
閉鎖的な空間、いいも、悪いもそこには一定の人間関係が存在する。みんな味わうことですね。そのような中でも自分に意識を向けると言うことは自分の性格・資質・メタな業務特性から環境までをまるごと知ることだと思います。何がそうさせるのだろう??と原因や問題を見つけるための助けになりますね。
Takuyaさんも「本当はどうしたいか」と言うことをコーチングによってつかみましたよね。分かったので準備を始めたのですよね。
 
日本と言えば、少し制約厳しいところはあるけれど、閉鎖的というのではなく、多くの日本人の意識がSerrado(閉じる)であると思います。日本は昔からそうですよね。日本は島国ですしね。移民先でも自分たちの世界を作
る。これは人間の習性ですかね。でも、一部の民族を除いて他国民は閉鎖的な空間を持たないように私には見えます。
 
私に関しては自分の性格や意識が閉じられてないだけのことです。やりたいことをしただけの話です。早くからの自覚はありました。40年以上前にも留学の経験はありました。準備は伴います。以前からメキシコにはご縁がありまして、心を動かされたメキシコ人家族の存在は他の国よりも私を惹きつけます。「知りたい欲求」はごく当たり前の事です。現在も無理のない程度に
準備を進めています。
 
早朝6時頃、挨拶だけの若々しい80代くらいの女性とふと話をする機会がありました。この方はなんと40カ国も旅行に出かけたと言うのです。しかも、60代から、、、。ちょうどご主人も定年を迎え時間に余裕ができたのでしょう。
 
私:どこの国が一番良かったですか?
女性:ブラジル!イグアス滝が雄大で大きな印象が残っているわ。
私:世界を旅して何が良かったですか?
女性:知らないことを知れたの、それにみんな優しいの、本当に優しい。
私:知ることは大切なことですか?
女性:目で見て知り、肌で感じ、情報を食する事は大変重要なこと。。。。
 
この方の自宅前はいつも水が打たれています。花が咲いています。自宅は古いが、きれいに整備されています。閉鎖的な自分を自覚していたのかどうかは分かりませんが、自分以外の何かを知ることは自身に何かをもたらすのでしょうね。こんな日本だけれど、、、私にはこの80代女性がこの先進国日本の豊かさを存分に享受しているように見えました。
 
mihoko

 Mihoko先生ありがとうございました。

 そうです!ただ離れるだけでなく、準備してから離れる。その結果、自分の環境が変わればいい。それだけです。

 

 

 

 

 

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