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ゴルフの素晴らしいところ

こんにちわ、Kimmyです。新卒で入社した会社では、8割くらいの社員が大学のゴルフ部出身で、ハンディキャップがシングルの人もたくさんいました。私はと言えば、練習場に1,2回行ったことがあるくらいでゴルフとは無縁でした。仕事がゴルフ関連なので、私もゴルフをしなくてはと思って練習場に通うも、ボールが飛ばず、半べそをかきながら、練習をしていた記憶があります。それでもゴルフを知れば知るほど、とても素晴らしいスポーツだという事が分かってきて、ゴルフ関連の仕事をしていることが楽しくなりました。ゴルフの素晴らしいところはいくつもあります。

技術や年齢が違っても一緒にプレーできること

飛距離が違っても、ティの位置を変えることで一緒にプレーができます。コースによって違いますが、通常は、数か所のティインググラウンドに数種類のティーマークがあります。自分の飛距離にあったところからプレーします。海外や一部のコースでは、子供用のティをかなり前方に用意してあるところもあります。そのことで飛距離が違うプレーヤーが一緒にプレーすることができるのです。又、技術が違っても、ハンディキャップを付けることで一緒にプレーすることもできます。こんなスポーツはあまり他にないでしょう。親子どころか、祖父母と孫も一緒にプレーできるのですから。

エチケット&マナーが優先されるスポーツであること

最近のゴルフ規則では改訂されていますが、以前は、ゴルフ規則の最初に、「エチケットとマナー」が記載されていました。「紳士のスポーツ」と言われるだけあって、一緒に周る同伴競技者だけでなく、前の組や後ろの組の選手に配慮するエチケットとマナーまでもが重要視されるのです。前の組との間隔を開けない、バンカーやディボットを修復して、後からプレーする人に迷惑がかからないようにするなどです。最近は、キャディさんがいないセルフプレーが多いので、エチケットやマナーを知らないでプレーしている若者を多く見かけます。キャディマスター室でスタート前に説明することができれば良いのではないでしょうか。若者にとって、エチケット&マナーを学ぶには良いスポーツだと思っています。

生涯スポーツであること

ゴルフは他のスポーツより長く、いくつになってもプレーできます。先日も少し足の調子が悪そうな高齢の方が二人で、キャディさんを付けてプレーをしているのを見かけました。メンバーさんと思われ、通常は入れないフェアウエイにカートを乗り入れ、池のあるホールでは、池を超えた所からティショットを打っていらっしゃいました。コースが了承しているので、全く問題ありません。自然の中で、プレーを楽しんでおられる様子が、何より気持ちが良さそうで、微笑ましく見ていました。いくつになってもプレーできるスポーツは少ないですから。

一緒にプレーするとその人のことが分かるスポーツであること

一緒にプレーするとその人がどんな人かが良く分かります。一緒に周る人に配慮して、その日を楽しく過ごそうとする人とのプレーは楽しいものです。良いプレーをしたら褒め、見つからないボールを一緒に探し、自分だけでなく一緒に楽しもうという雰囲気がある人です。一方、他人の事などほとんど考えず、自分の事だけを考えてプレーする人もいます。ひどい人になると、広いゴルフ場なので、誰も見ていないと思っているのか、いわゆる「インチキ」をする人さえいます。それを目撃するのはあまり気分の良いものではありません。ゴルフを一緒にプレーするとその人の事が良く分かるのです。

自然の中でプレーするのはとても気持ちの良いものですが、日本ではゴルフの発展の過程に「接待ゴルフ」が多かったこともあり、スポーツというより接待の色が濃いところがあるのは残念なところです。このところ、接待ゴルフが減り、ゴルフ場に若者が増えており、それはスポーツとしてのゴルフには、良いことではないでしょうか。接待ゴルフが多いとゴルフ場はそれに合わせた営業をすることになるからです。これからは、ゴルフ場もあまり豪華主義にせず、プレーヤーを「お客様」ではなく、スポーツをする「ゴルファー」として扱ってくれたら良いのにと思ったりしています。

2021年9月26日
Kimmy Ikuko Iwamoto 岩本郁子
Office Kimmy 代表
https://www.officekimmy.com/

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