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ポエム「珈琲倉庫の主人がかわいそう」
こうひいそおーこに、ひいーついた。
珈琲倉庫に、火ぃついた。
さんびゃくとんずの、こーひーまめに。
三百トンズの珈琲豆に。
どうやら放火に遭ったらしい。
それを消そうと水かけた。
そしたらできた黒いお湯。
それはすなわち珈琲で。
あたりはぷーんといい香り。
ぷーんとあたりはいい香り。
食欲そそられ誰かが言った。
「パンが欲しい!」とたまらず言った。
別の誰かも続いて言った。
「卵は半熟! ベーコンも!」
倉庫の主人は泣いている。
「俺の豆が、珈琲豆が」と。
だけど漂ういい香り。
かあなり愉快な、あの香り。
珈琲倉庫、燃ーえた。
こーひーそーこ、もーえた。
水をかけたらでーきた。
珈琲たくさん、でーきた。
みんなでたくさん、のおーんだ。
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