【レビュー】君たちはどう生きるか

宮崎駿監督の最新作
「君たちはどう生きるか」を観てきました。

ネットニュースでは賛否あるようですが、ジブリ作品は大好きなので迷いなく行って来ました❣️

映画鑑賞の時は、定番のアイスティーとポップコーンを片手に。

さて、感想はですね。

観終わって、帰りの車中。

劇中にはたくさんの過去作品を思わせる似たキャラクターがたくさん登場していたのが、ニコッとなる瞬間でした。

わたし的には、千と千尋の神隠しが大好きなので
そのキャラクターが登場すると、ニッコリでした😊

場面展開のスピードが早く、次はどの世界へ行くのかワクワクしながらも、ラストは安定の元の世界へ帰れて、ハッピーエンド。

このストーリー展開が守られていたのは、とても安心しましたし、「良かった☺️」と胸を撫で下ろして終われて、氣持ち良い帰路を迎えることができました。

そして、全体的に感じたのは
この作品で宮崎駿さんは監督人生を降りられるのかな?
これは今までの集大成として場面場面でメッセージを入れ込んだのかもと思いました。

今までのようなストーリー性が濃い作品と言うよりも、観た人の解釈がさまざま生まれると言うことは、宮崎駿さんの今までの感謝の氣持ちがあらゆるところにこもっていて、そのメッセージがギュッと詰まった作品のようにわたしは感じました。

なので、場面ごとに感じる事が次から次へと溢れて来て、自分の中でも何が何だかわからない状態になりまして、結果どうだっかのか?と言う問いに行き着くみたいな。それが、賛否につながるのだろうなと思います。

自分の中で湧き上がったたくさんの感情や解釈は、すべて自分の普段の想いと繋がっていて、
自分のあらゆる想いに氣付くこともできる、それがこの作品の一番の狙いなのかもしれませんね。

なので「君たちはどう生きるか」とタイトルに戻ったメッセージをぶつけられているのかも知れません。

そういった解釈をすると、この作品の奥深さは無限で、観た人すべての解釈が存在すると言う、今までには無い素晴らしい作品なのかもしれません。

こうやって、観たものを文字にして落とし込むと
もう一度観たくなります。

もっと落とし込みたくなる作品です。

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