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日本人は控えめすぎ?!ゼロと1は全然違います|海外で生きる道

0という数字と1という数字が違うのは、みなさんも知っていますよね?

0はないけれど、1はあるんです。

先日、こんな日本人の子と出会いました。

ワーホリからどこかスポンサーしてくれるところを探すか迷っている。
今の会社は、外国人の子が会社と交渉して、スポンサー出してもらえそう。
自分は会社と話すらしていない。

名前を聞いたことがある人も多いようなホテルに、シェフとして勤務し、時間帯によってはほぼ仕切っているそうです。

「もうブランディング、完璧やん。」

私と夫は、初対面だったにも関わらず、

・こんな有名なホテルで働いてるなら、系列に片っ端から聞いたら?
・会社スポンサーとかそこまでわかってないし、自分から言わないと!
・そのスキルあるってすごいことだからもっと自分のこと評価して!

って、お節介にもたたみかけました。

すると・・・

「そういうの苦手なんです。」

日本人の多くが苦手だと思います。

私だって、昔から得意だったわけではありません。

教員採用試験を受けた時にめちゃくちゃ鍛えられたんです。

お堅く安定の公務員になるための試験が海外で生きていく術になるとは、誰が想像したでしょうか。

私を指導してくださった大学の恩師の勢いがまあ日本人じゃなかった!

「あかんあかん!そんなんじゃ売り込まれへんで。」
「この経験あるなら、こう言える。」

と、熱血。採用試験前夜に自宅にまで電話をくれました。

「この質問には、君のここが活かせるからこんな風に答えなさい。」

採用試験は、1次にも2次にも面接がありました。私が受けた自治体は、筆記試験と同じかそれ以上に面接が大事らしい。

先生の指導を受けていくうちに、私もどんどん自分の分析も一緒に試験を受ける仲間の分析もできるようになり、誰よりも面接が得意になりました。

その後、何年か後輩に面接指導のお手伝い。

ちょっと話したら、
「この子、ここが売れる。」

がわかるようになったんです。

これって海外では特に大事じゃないですか?!

ただでさえ、外国人で英語が完璧でないというハンデがあると思うなら、スキルとパーソナリティーをとことん売り込むしかない!

それには、一度でもした経験は、少々盛ってもいいと思うんです。

あと、ものは言いよう。

先ほどのシェフの子のように、ほぼキッチンを仕切っているなら
「ヘッドシェフ代理」
とかでもよさそうですよね?

今、ワーホリなんかの仕事探しで困っておられる方は、

言語は一旦おいておいて、自分の良さは何か、これまでどんな経験をしてきて、それがやりたい仕事にどう繋がるか、小さいことでもいいので、見つけてみてくださいね。



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