『タウシュベツ日誌 第7号』完成まであと少し/タウシュベツ近況
ひさびさの投稿になります。
8月までの『タウシュベツ日誌 第7号』のクラウドファンディング制作プロジェクトでは、資金調達と並行して本の制作を進めていました。おかげさまで資金調達は無事に終了し、『タウシュベツ日誌』シリーズではもっとも多くの支援をいただくことができました。
今年3月から8月までの半年間に撮りためた写真から数度のセレクトをへて収録する写真を決定し、印刷会社への入稿データを完成させるところまでがようやく先週仕上がり、いまは本ができあがってくるのを待っているところです。
振りかえると、本シリーズでは毎回撮影から印刷データの制作、最後は完成した本の発送までをほぼひとりで進めてきました。制作費の工面もふくめて、手間と時間はかかるものの、これが「DIY写真集」の醍醐味なのかもしれません。
毎号とも、制作にあたってはクラウドファンディングで多くのみなさまからご支援をいただいてきました。その返礼品としてオリジナルプリントや本を飾る特製フレーム、オリジナル切手など、ふだんはなかなかご用意できない限定品をこの機会に手にとっていただけるのもまたうれしいことです。
さて、最新刊『タウシュベツ日誌 第7号』は予定よりも少し早く、来月はじめ頃には印刷・製本から仕上がってくるようです。到着次第、支援者のみなさまにお送りします。
水位が記録的に低いまま夏が過ぎた糠平湖ですが、秋を迎えつつある今月に入ってようやく水位が上昇に転じました。ただ、湖底はまだ乾いたまま。青々と草が生い茂っていた湖底はいま、タデ科の紅葉で真っ赤に変わり、その鮮やかさが目を楽しませてくれています。
今月以降のタウシュベツ川橋梁の様子は次号『タウシュベツ日誌 第8号』に収録を予定しています。
いただいたサポートは、引き続きタウシュベツ川橋梁を記録していくために活用させていただきます。