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革新的イノベーションを起こす4つの素養

みなさん、こんにちは!office SEDAのヒロ です。
今日はビジネスにおける革新的イノベーションを起こす4つの素養についてお伝えします。
実はこの4つの素養の頭文字を合わせた言葉が「SEDA」だったんです(^^♪
ちなみにSEDAは「セダ」ではなく「シーダ」と読みまーす。
それでは、今日もゆる~くいきましょう。
※私自身が製造業のため、若干「ものづくり」視点での文章になってしまう点はご了承下さい。

SEDAとは

わたしのSEDAという言葉との出会いは、「ゼロからつくるビジネスモデル」(著:井上達彦)という書籍です。4つの素養とは下記の通り。

Science(サイエンス:科学)⇒  分析力
Engineering(エンジニアリング:技術)⇒ 検証力
Design(デザイン:意匠) ⇒ 企画力、表現力
Art(アート:芸術)⇒ 発想力、審美眼

革新的イノベーションを起こすにはこの4つの専門性が必要という説です。
つまり、サイエンスとエンジニアリングで実現する機能的価値とデザインとアートが貢献する意味的価値が融合された時にイノベーションが起きるということです。
簡単に言うと、よいモノ・サービスでもニーズや課題にマッチしなければ意味がないし、よいアイデアもコンテンツ自体の質が良くなければ広がらずイノベーションは起きないということですね。

この4つの素養をすべてもつ人材が「SEDA人材」と呼ばれます。

こんな人材いる?と思うかもしれませんが、代表的な例として下記の方々が当てはまると思います。
・ビル・ゲイツ ・スティーブ・ジョブズ
・イーロン・マスク ・マーク・ザッカーバーグ etc
いずれも世界をリードし、時代を変革するイノベーションを起こしているビジネスパーソンですよね。いかがですか?少し興味が湧いてきたでしょうか?

SEDA人材は必要か

ビシネスシーンにおいて、1つもしくは2つの素養に長けた人材は結構いると思いますが、なかなか4つすべて持ち合わせる人材は少ないですよね。
日本企業においては(特に大企業)機能別に組織編成していることが多いため、こういった人材はなかなか育成しづらい環境なのかもしれません。

【各素養に関連する企業の機能軸】
・サイエンス:事業企画、営業
・エンジニアリング:研究開発、設計、生産技術、品質
・デザイン:経営・事業企画
・アート:経営層?、研究開発

ここでは機能別の組織編成を否定するつもりはありません。(機能別組織では各部門の専門性を高めて競争力を確保し、部門ごとに最適解を導くことで効率化を図れるメリットがあります。)

しかし、モノやサービスが溢れコモデイティ化されつつある現代においては差別化が難しくなり、コロナも加わり時代の変化に苦しんでいる企業が多いのが実態です。(実際に、機能軸から事業軸ベースで組織を再編成する企業や、新規事業に本腰を入れる企業が増えつつあります。)
ただ、組織の立て付けだけで問題が解決できるわけではありません。

つまり変革期においてイノベーションを起こせるような人材、SEDA人材が必要だということです。

もちろん4つの素養をもち、すべての機能をパーフェクトに回すスーパーマンのような人になるのは難しいものですが、自身のもつ強みとなる素養を知り、足りない素養を意識的に改善すればイノベーションの担い手になる人材になれると思います。ぜひ一緒に学び、体現していきましょう♬

次回予告:ビジネスシーンにおける各素養の事例

・ビシネス×サイエンスの素養 ・ビジネス×エンジニアリングの素養
・ビジネス×デザインの素養  ・ビジネス×アートの素養

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

office SEDA

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