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しなやかに、人生を楽しもう♪

第45号(2022年3月9日)

クラフトを楽しんでいる笑顔が素敵な中島和子さんからバトンを受け継ぎましたさりぃこと繁村早百合です。
ドキドキしながらのnote初投稿、どうぞよろしくお願いします。

自己紹介にかえて

 大学卒業後、自分の好奇心を満たせる「ものづくり」に携わりたいと思い、電機メーカーに技術者として入社。男女雇用機会均等法施行前の、まだ女性は結婚・出産で退職するのが当たり前の時代で、四大卒は就職先の選択肢の少ない頃でした。

 専業主婦の母を見てきた私は子どもの頃から「家族は大事、でも働いて経済的にも精神的にも自律したい」という思いを強く持っていました。結婚して上の娘を妊娠中に上司に「出産後は無給でしばらく休ませてもらい、職場復帰したい」とお願いしました。なんと運よく会社として満1歳までの育児休業制度が導入!これを利用して保育所入所の関係で8か月で職場復帰したものの娘は気管支が弱く、3歳までに4回も入退院を繰り返し看病で会社を休むことも度々。職場への迷惑も考え辞めたほうがいいのかなと思ったことも。「辞めるのはいつでもできる。できるところまでやってみたら」という夫の言葉に背中を押され、職場の理解もあり続けることができました。おかげで娘も元気に成長し、私も定年(早期)まで勤めることができたのでした。

 2008年に訪れた転機。仕事と子育てを両立していることを買われ、部門に新設された「ワークライフバランス推進室」の室長にと打診されたのが42歳の時でした。
 全社を上げて2000年頃から「女性活躍」を推進していて、新たに加わった「ワークライフバランス」。男女ともに長時間労働を削減して「やりがい」を持って生き生きと働ける職場風土をつくることが目標です。「これはチャンス!これならやりがいがある!」と迷うことなく引き受けました。

3rd Placeとの出会い

 技術職時代にあるプロジェクトの事務局を任され私は、皆が楽しく関わって創り上げるやり方はないかとを探し回って目に留まったのがファシリテーション。今ほどネットが普及していない中で偶然見つけ、いろんなご縁が繋がって日本ファシリテーション協会(FAJ)に入会。

 当初は「仕事に役立てるためにスキルが学べれば」という目的だけだったのが、いつの間にかスキルだけでなく自分自身を成長させることのできる、刺激いっぱいで居心地の良い場所に。イベントの企画運営など仲間と協働することの醍醐味、楽しさ、面白さも味わうことができました。
 技術職から人事への異動にチャレンジできたのもそのおかげ。新しいミッションでは多くの社員を巻き込みながら、FAJでの学びを実践につなげることができました。 

新たなステージへ

 人生100年時代。私が早めに会社を退職したのは、生涯現役を目指していたから。「会社生活」「FAJ」で貯めることのできた経験、スキル、人脈などの資本を、定年制度のある会社という組織の枠だけにとどめることなく、広く社会でも活用したい、多くの人が幸せになるお手伝いをしたいと思ったからです。

 今、自分で自分にはめていた枠を取っ払って「まずはやってみる、ダメならやめる」で新しい世界に飛び込んでいっています。会社員時代にはできなかったこともドンドンやりながら、周りの人々の助けに感謝する日々です。
「生涯凜とした女性、100歳でバーキンが似合う女性」(バーキンは持っていませんが……)を目標に、人生を「しなやかに、そしてしたたかに」何ごとも楽しんで✨✨いきたいと思っています。

次号は、womanプロティアンでご活躍中の藤野美紀さんです😊

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