社会福祉士は最後のセーフティネット!困りごと解決のプロ!

こんばんは。OTOTです。私は社会福祉士として働いています。

今日は、社会福祉士として働くメリットについてお話ししますね。
早速ですがみなさん、しっかりと社会福祉士を名乗っていますか?
私の周りには社会福祉士の資格を持っている相談支援専門員がいますが、何故か社会福祉士と名乗らない方がおられます。相談支援専門員や関係機関の中には社会福祉士の資格を持っている人もいます。ただ、名刺に「社会福祉士」と書かれていない方がいるように思います。資格を持っている方々には、自信を持って社会福祉士と名乗っていただきたいですね。そして資格の価値を上げるためには、多くの人が社会福祉士として情報を発信することが大切です。

私は記事の冒頭に「社会福祉士です。」と書くようにしています。皆さんと一緒に社会福祉士の価値を高めていきましょう。社会福祉士の資格を取得するために取り組んだ時間や実習に費やした時間、労力、学生であった期間、国家資格取得に向けた学習時間は、他の民間資格や相談支援専門員の研修などよりも多く、大変だったはずです。自信を持って社会福祉士と名乗ってくださいね。

さて、すみません。記事に戻ります。
社会福祉士になるメリットについてお話しします。

福祉というのは人が社会で生きていく中で困った時に頼る最後のセーフティネットです。年を取れば困ることも増えてきますし、いま元気でも病気になることもあります。会社が倒産し仕事が無くなることもありますし、人間関係に悩み精神的に辛くなることもあります。それが原因で失業してしまうこともあるでしょう。子育てに悩むこともあるかもしれません。災害に遭い困ることもあるでしょう。このように、社会で生活するために困っている方々の人生に寄り添い、困りごとの解決に向けて社会資源の連携を進めることや、新たな社会資源を開発することなど、そのプロセスを知って関係機関と調整を行います。それらの関係機関や先輩社会福祉士たちの連携方法を身近に学ぶことできることが最高のメリットなのです。

相談に来られる多くの方々は、困りごとの解決策を十分に知りません。しかし、社会福祉士は困りごとの解決策を知っています。これは大きな違いです。介護が必要になった場合、ケアマネージャーや介護福祉士がいるから大丈夫だと思われがちですが、実際には解決できないケースもあります。成年後見が必要な状況になるかもしれません。その時には社会福祉士の力が必要です。弁護士なら成年後見をできるよね、という声もありますが、弁護士は法律の専門家です。福祉の専門家ではありません。福祉サービスの特性や中身、地域の福祉人材の特徴などについて十分な知識を持っているとは言えないのではないでしょうか。
このような多様な生活の悩みを福祉の資源を使って解決する方法を知っていること、これが一番のメリットであり、社会福祉士として誇りを持てることだと思います。

試験勉強は大変でしたし、福祉六法などの法律の知識も難しかったですね。しかし、妊婦さんから亡くなるまでのあらゆるライフステージで起きる悩みを解決できる知識を持っているのです。
社会福祉士は、全てのライフステージで起きる生活の悩みを解決できる唯一の国家資格なのです。自信を持って名乗ってください。
社会福祉士であることそのものが、生活する上で安心できるメリットなのです。と、私は思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、療育について話します。

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