見出し画像

OCO注文で大損を防ぎ、利益追求に邁進する

この記事はFX初心者の方に向けた記事です。
中級者・上級者の方には、当たり前すぎるので
読み飛ばしてください。

「OCO」は注文方法のひとつです。


「One Cancels the Other」の略 で、
「2つの注文を同時に出す方法」と
考えてください。
私がデイト レードで頻繁に使うのが、このOCO注文です。

OCO(One Cancels the Other)は、
新規注文と決済注文の双方で利用できますが、
おすすめの方法は決済時にOCOを活用することです。

その理由は、絶対に回避すべき大きな損失を
OCOで防ぐことができるからです。
ポジションを取った後、数時間や場合によっては
翌日まで保有することもあります。

エントリーした後、常にチャートを
監視することは実現不可能です。
数秒から数分単位のスキャルピングなら
可能かもしれませんが、デイトレードでは
そのようなことは難しいです。

ポジションを保有中に、食事や入浴などをする必要もあります。
さらに、ポジションを持った後、何もすることがなければ、
外出することもあります。

こうした状況下では、ポジションを保有中に
チャートから離れることが多々あります。
そのような時に、指値(利益確定の注文)
と逆指値(損切りの注文)を同時に
設定できるのがOCO注文です。

利益確定のポイントに達したら指値が発動し、
損切りポイントに到達すれば逆指値が発動します。

ポジションを取った後、利益確定と損切りの
価格を同時に設定します。

これにより、急激な市場変動時に含み損が急増することなく、
損切りが実行されます。画面から離れている間に、
市場が急変して思わぬ利益が得られれば、喜びもひとしおでしょう。

ただし、常にそうなるとは限りません。
逆に動くこともあるため、常にポジションを放置すれば、
いずれ大きな損失を被ることになります。

デイトレードにおいて、絶対に避けなければ
ならないのが大きな損失です。
必ずOCO注文を利用し、想定を超えた損失が
生じないようにしましょう。

こうすることで、一度の取引で全てを失うことはありません。
逆指値が発動するのは残念ですが、画面を見ていても
損切りされるので、結果は同じです。

実際に、チャートを見ていたら冷静さを欠き、
損切りが遅れたりナンピンしたりする可能性もあります。
『見ていないときに損失を防いでくれるもの』と
考えると良いでしょう。

私がデイトレードする際は、エントリーは常に成行注文です。
チャートを見ながら、タイミングを見計らってクリックで注文を出します。指値での新規エントリーは行いません。
目で見てエントリーします。
そして、退出時にOCO注文を活用します。

チャートを見ている際は成行注文で退出することが基本です。
離席する際には必ずOCO注文を設定します。
トレード中であっても、含み益が出た後はOCO注文を設定し、
他の通貨ペアのチャート分析などに取り組むこともあります。
要約すると、以下の通りです。

私の注文方法
・エントリー=成行注文
・イグジット=成行注文orOCO注文

確かに、OCOをしっかり使えば、大きな損失を被ることは
ほとんどありません。そのため、使わない手はないでしょう。

大きな損失がなければ、後は収支の良いトレードに集中し、
ルールを改善していくことが重要です。
デイトレードでは、ポジションを取る前の準備が非常に重要です。
ポジションを取った後にあわてるのではなく、
エントリーしたらOCOを設定してじっくりと待つ姿勢が大切です。

損失がいつ発生するか不安になるのではなく、
指値が発動するのを楽しみにすることができると良いですね。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?